2月9日、アメリカ・アリゾナ州ツーソンで開催された 「プロトン・ツーソンオープン」 で、世界トップレベルの選手たちが激突しました!
注目の アナ・リー・ウォーターズ&ベン・ジョンズ の最強ペアは、またもや圧倒的な実力を見せつけ優勝!
さらに、クリスチャン・アルションが 1日で3つの決勝に進出する快挙 を達成しました!
白熱した試合の数々を、詳しくお届けします!
混合ダブルス決勝:ウォーターズ&ジョンズが圧巻の勝利!
混合ダブルス決勝は、世界最強ペア アナ・リー・ウォーターズ&ベン・ジョンズ が 11-8, 11-8, 11-5 で勝利!
対戦相手は、初の決勝進出を果たした タイラ・ブラック&クリスチャン・アルション。
序盤は接戦でしたが、ウォーターズ&ジョンズが持ち前の安定感で徐々に差を広げました。
このペアは 決勝戦通算45勝1敗 という驚異的な記録を持ち、ペアを組んで 15大会連続優勝 という偉業を達成!
特に、ラリーの展開力が圧倒的でした。
試合のポイント!
- クリーンウィナー(※ミスのない完璧なショット) 数では、ウォーターズ&ジョンズが 14-11 と優勢。
- ネットやアウトへのミス が少なく、安定感の差が勝敗を分けた。
(6-2でウォーターズ&ジョンズがリード) - 最長ラリーは31ショット! 長いラリーの中でも落ち着いて決めるウォーターズ&ジョンズの強さが光った。
男子ダブルス決勝:アルション&ダエスクが見事な逆転勝利!
男子ダブルス決勝は、クリスチャン・アルション&アンドレイ・ダエスク のペアが 13-11, 11-2, 11-6 で勝利!
相手は JW・ジョンソン&ゲイブ・タルディオ のペアでしたが、第1ゲームでゲームポイントを握りながら逆転負けを喫しました。
試合のターニングポイントとなったのは、最初のゲーム。
ジョンソン&タルディオが ゲームポイントを取ったにもかかわらず敗れたこと です。
ピックルボールの過去の統計によると、決勝戦でゲームポイントを落としたチームは76%の確率で試合に敗れる というデータがあります。
今回もそのジンクス通りの結果になりました。
試合のポイント!
- クリーンウィナーは13-10でアルション&ダエスクがリード!
- 最長ラリーは43ショット! 互いに粘り強いプレーを見せるも、最終的にアルション&ダエスクが優勢に。
女子ダブルス決勝:パレントー&ウォーターズの鉄壁コンビが快勝!
女子ダブルス決勝は、キャサリン・パレントー&アナ・リー・ウォーターズ が 11-0, 11-2, 11-4 の圧勝劇を見せました!
相手は強豪 アナ・ブライト&レイチェル・ローラバッハー でしたが、過去の決勝戦の対戦成績 8勝3敗 と相性の悪さが影響した形になりました。
さらに驚きなのは、ブライト&ローラバッハーが 決勝戦での最少得点(6点) という屈辱的な記録を作ったこと。
特に 第1ゲームでは1点も取れずに完封負け を喫しました。(この状態を「ピックル」と言います!)
試合のポイント!
- クリーンウィナーは11-5でパレントー&ウォーターズが圧倒!
- 最長ラリーは56ショット! 鉄壁のディフェンスと攻撃のバランスが完璧でした。
男子シングルス決勝:ハンター・ジョンソンの完璧な試合運び
男子シングルス決勝は、ハンター・ジョンソンが 11-7, 11-2 で勝利!
相手は クリスチャン・アルション で、この日 3度目の決勝戦 でしたが、疲労もあり完敗。
ジョンソンは 過去10大会で4回優勝 しており、今大会でも安定感抜群。
特筆すべきは サーブ&リターンのミスがゼロ という完璧な試合運び!
試合のポイント!
- 最長ラリーは14ショット!
- アルションはサーブ&リターンのミスが7回、ジョンソンは0回!
女子シングルス決勝:パリス・トッドが32ヶ月ぶりの復活優勝!
女子シングルス決勝では、パリス・トッドが 11-2, 11-3 で圧勝!
特に注目なのは、32ヶ月ぶりのシングルスタイトル という最長ブランクを乗り越えた点。
試合のポイント!
- クリーンウィナーは10-6でトッド!
- 最長ラリーは13ショット!
まとめ:ピックルボール界の勢力図が変わる!?
今回の大会では、最強ペアの強さ が際立ちました!
しかし、新星アルションの台頭など、今後の変化も楽しみです!
次回の大会も見逃せません!