「バックハンド・フリック」って聞いたことありますか?
これは、ただのバックハンドショットじゃありません。
手首を柔らかく使い、スピンを効かせて相手を惑わせる超テクニカルなショットです。
「そんなの上級者向けでしょ?」と思うかもしれませんが、コツさえ掴めば誰でも使えます!
この記事では、初心者でもわかるように、打ち方・狙うべきシチュエーション・効果的な練習方法まで徹底解説。
これを読めば、あなたも試合で使えるようになりますよ!
バックハンド・フリックとは?
バックハンド・フリックは、普通のバックハンドとは違い、スピンを使って相手を混乱させるショットです。
特に、相手が前に出てきた時や、ミッドコートでバランスを崩している時に使うと効果抜群!
このショットの特徴は、手首の柔らかいスナップを活かして、ボールを「弾く」ように打つこと。
普通のバックハンドのように「押し出す」のではなく、手首を使って一瞬で打ち抜くのがポイントです。
- パワーよりもスピン重視!
- 相手の意表を突いてミスを誘う!
- しっかりしたコントロールで攻撃の起点に!
一見地味なショットですが、決まるとめちゃくちゃ気持ちいいですよ!
まずはグリップをマスターしよう
バックハンド・フリックの成功は、グリップの握り方にかかっています。
マリ・ハンバーグも使っている「コンチネンタル・イースタン・ハイブリッドグリップ」がオススメです!
具体的な握り方
- 握手をするようにパドルを握る (コンチネンタルグリップ)
- 手首を少し下にスライドさせる (イースタングリップ)
- 軽く握り、手首を自由に動かせるようにする
このグリップのメリットは、パワーとコントロールのバランスが良いこと。
特に手首を使うフリックには最適です。
ポイント
- 握りすぎると手首が硬くなるので、リラックスした握り方を意識しましょう。
- 手首のストレッチをして可動域を広げると、フリックがよりスムーズに!
フリックとロールの違いを知る
バックハンドには「フリック」と「ロール」の2種類がありますが、プレーの目的が全く違います。
フリックの特徴
- ボールを「弾く」ように打つ
- 手首を柔らかく使ってスピンをかける
- 高めのボールを狙い、相手の腰のあたりを打つ
- 速さよりも、コントロールを優先
ロールの特徴
- ボールを「転がす」ようにスイングする
- 肩と腕を使ってしっかりしたスピンをかける
- 低めのボールに適している
- 攻撃的なショットとして使いやすい
フリックは「相手の予想を裏切るショット」、ロールは「しっかり攻めるショット」と覚えておけばOKです!
フリックを効果的に使うシチュエーション
フリックは、試合のどんな場面で使うと効果的なのでしょうか?
狙うべきシチュエーション
- 相手のディンクが高くなった時
- 相手がミッドコートで迷っている時
- クロスコートで相手のスキを狙いたい時
例えば、相手のディンクが甘くなった瞬間にフリックを使うと、相手は「何が起こった?」と反応が遅れること間違いなし!
特に、腰のあたりを狙うと相手が打ちにくくなります。
また、相手が前後に揺さぶられている時に使うと、効果はさらに倍増。
相手のバランスを崩して、次のショットで決めにいきましょう!
練習のコツは「スピン」と「リズム」
フリックを習得するには、ただ打つだけではなく、正しい練習が大切です。
効果的な練習方法
- まずは「大げさな動き」で打つ!
→ 最初はスナップを強調して、しっかりスピンがかかる感覚をつかむ - パワーより「スピン重視」!
→ 速く打とうとせず、ゆっくりでいいのでしっかり回転をかける - 狙うポイントを決める!
→ 相手の腰の高さ or コートのオープンスペースを狙う - 小さなラリーから練習!
→ まずは短い距離で打ち合い、コントロールを磨く - 打った後の準備を忘れない!
→ 打ち終わったらすぐに次の動きに備える
フリックは、打った後に油断しやすいショット。
次のボールにすぐ対応できるように、準備をしておくのが上級者のコツです!
まとめ
バックハンド・フリックは、パワーではなくスピンとコントロールで相手を翻弄するショットです。
試合の流れを変えられる武器なので、しっかりマスターしましょう!
- 正しいグリップを覚えることが第一歩!
- 手首のスナップを活かしてスピンをかける!
- 相手の甘いディンクやミッドコートで狙うと効果抜群!
- ゆっくりでもいいので、スピンを意識して練習する!
最初は難しく感じるかもしれませんが、コツを掴めばどんどん決まるようになります!
ぜひ練習して、自分の武器にしてくださいね!