「なんか最近うまくなってきたかも!」そんな勘違い、してませんか?
ピックルボールは簡単そうに見えて、実は奥が深いスポーツ。
知らず知らずのうちに、自分の実力を過大評価してるかも!?
今回は心理学的に解明された“思い込みのワナ”と、そこから抜け出すステップをわかりやすく紹介します!
自分の実力を過大評価してしまう理由
ピックルボールって、ちょっとやっただけで「自分、いけるかも?」って思いがちです。
でも実はそれ、ほとんどの人が通る“初心者の勘違いフェーズ”。
たとえば、地域のオープンプレーで何試合か勝てた日。
「俺、これ3.5くらいあるんじゃね?」なんて自信が湧いてくるんです。
でもその実力、場所や相手によって大きく変わるもの。
ローカルの勝率=正確なスキル評価ではないことに気づくのは、もう少し先だったりします。
ダニング=クルーガー効果ってなに?
これは「能力が低い人ほど、自分を高く見積もってしまう」という心理効果のこと。
たとえば、ピックルボールのルールを覚えて3回くらいプレーした人が、「結構うまいよね?」とか言ってたりする。これがまさにその状態です。
逆に、上級者になるほど「自分はまだまだ」と感じている人が多いんです。
つまり、「うまくなったと思ったタイミングこそ、実はまだ入り口」ってこと!
ピックルボール初心者がハマる「無知の山」
最初にやってみて、思ったよりラリーが続くと「なんだ、これ簡単じゃん!」ってなります。
そこから数回のプレーで勝てたら、もう気分は中級者。
YouTubeでプロの動画見たり、戦略の知識だけが先に増えていきます。
でも問題はここ。「知識ばっかりで技術が追いついてない」状態。
例えば、「ドロップショット(※ネット際に落とす技)」の理論はわかってても、実際はロブ(※高く上がる球)になってカウンターされがち。
この状態がまさに“無知の山”。
自信満々なのに、プレーが追いついてない。あるあるですね。
負けて気づく「絶望の谷」
そして初めての試合や大会。いざ出てみたら、1勝もできずあっさり2敗で終了…。
「え、なんで?こんなはずじゃ…」と心が折れそうになります。
ここがまさに「絶望の谷」。
上には上がいること、自分が見えてなかった部分が一気に見える場所です。
でも、これは全員が通る道。
上級者も、過去に何度も「絶望の谷」でボコられてきたんです。
悔しい気持ちが強ければ強いほど、ここから伸びます!
上達のヒントが見える「啓発の坂」
「あの人みたいに動けるようになりたい…」と、目標がはっきりしてくると、成長スピードも一気に変わります。
たとえば、
- ローカルの上級者にレッスンをお願いする
- より扱いやすいパドルに変える
- 週1回はドリル練習(※反復トレーニング)を入れる
など、行動が変わってきます。
ここからは実力と意識がしっかりつながっていく段階。
練習したことが試合で決まる瞬間、めちゃくちゃ気持ちいいです!
成長が安定する「スキルの高原」
ここまでくると、以前のような爆速成長はなくなってきます。
でも、着実にうまくなってる感覚はある。
「最近、どの相手ともいい勝負できるようになってきたな」
「前まで打ち返せなかったショットに反応できた!」
そんな風に、実力を“理解したうえで楽しめる”フェーズになります。
これが、いわゆる「スキルの高原」。仲間と対等に戦えるって、それだけでもう最高です!
まとめ
ピックルボールでの「自分、上手くなったかも?」は、実は誰もが通る“成長の一部”。
でも、自分のスキルを客観的に見つめ直すことで、もっと効率よくうまくなれます。
「今、自分はどのステージにいるんだろう?」と時々ふり返ることが、最強の成長戦略かもしれません。
楽しく、でも着実に。自分らしいピックルボールの道を進んでいきましょう!