相手が甘い球をくれたら攻めたいけど、いつ、どうやってスピードアップするのが正解?
そんな疑問に、プロ選手コナー・ガーネットが答えてくれました。
この記事では、スピードアップの見極め方や、成功率を上げるコツを6つのポイントにまとめて解説します!
攻めるべきは「甘いディンク」
ピックルボールでは、相手がネット近くから打ってくるゆるいボール(※ディンク)が浮いて甘くなった瞬間が、攻撃のチャンス。ディンクは基本、相手の足元やネット際に落とすためのコントロールショットですが、ミスして高くなったらこっちのターン。
無理に攻めるのではなく、「これはいける!」と判断できた球だけを狙うことで、無駄なエラーも減ります。
焦らず、確実に仕留める意識を持ちましょう。
スピードアップの“狙い目”はココ!
スピードアップで一番狙いやすいのは「エアボレー」できる高めの球。
ネットより高くて、なおかつ自分がしっかり構えられているなら、思い切って叩いてOK。
狙う場所は相手の体の近く(※ボディショット)が有効で、左右どちらかに外すと逆襲されやすくなります。
ただし、自分の体がふらついていたり、打点が後ろになっていたら無理に攻めるのはNG。
“構えの安定”が成功のカギになります!
低い球はリスクが高い理由
低めの球を無理に攻めるとミスに直結しやすいです。
というのも、ネットより低い位置から強打すると、ボールを上に持ち上げなきゃいけない。
でもそのままだとアウトするし、遅くすると相手に余裕を与えてしまいます。
ここで必要になるのがトップスピン(※下から上にこすって回転をかける打ち方)です。
でも初心者には難易度が高めなので、無理せず続ける選択も大事。
勇気の“見送り”が勝利に繋がることもあります。
バウンド後の球、こう見極めよう
バウンドした後にスピードアップを狙う場合、「相手の腰あたりの高さで打てるか?」が大事な判断基準です。
高くバウンドした球や、こちらに近い位置で弾んだ球は打ちやすく、攻撃に転じやすいです。
また、相手がバタついていたり、ポジションが崩れていた時は、少し強気に攻めてOK。
逆に自分が後ろに下がっていたり、ボールに追いつくのがギリギリのときはスピードアップは控えて、安全につなぐプレーを選びましょう。
コースのバリエーションで差をつける
毎回同じところに打ってると、相手に読まれて簡単に返されてしまいます。
たとえば、何度も同じ方向に打っていると「次もこっちかな」とバレて、カウンターされやすくなるんです。
だからこそ、スピードアップするときはコースのバリエーションが超重要!
相手のフォア側(※利き手側)ばかり狙ってるなら、次はバック側(※非利き手側)や体の真ん中を攻めてみましょう。
“意外性”が攻撃の武器になります!
相手のクセを読み取れ!
試合中に「この人、こっちの球は返すけど、あっちは苦手そうだな」と気づくことありませんか?
それ、めちゃくちゃ大事なヒントです。
相手がバックハンドでの反応が遅ければ、そこを中心に狙っていきましょう。
また、前のラリーでどちら側をしっかり守っていたか、どこで反応が遅れたかを覚えておくと、次の攻撃に活かせます。
スピードアップは、力よりも“読み”が効く場面。
ちょっとした観察力が勝敗を分けるんです!
まとめ
スピードアップは、ピックルボールにおける“攻めのスイッチ”。
でもそれは闇雲に仕掛けるのではなく、「チャンスを見極めて、しっかり決めきる」ことが大切です。
相手のクセ、自分の体勢、コースの工夫をしっかり意識すれば、自然と得点につながっていきます。
焦らず、でもチャンスは逃さず、楽しく攻めるピックルボールを目指しましょう!