アメリカ製にこだわる!ピックルボールパドルの本気ブランド11選

コラム

アメリカ製にこだわって作られたピックルボールパドルは、品質も情熱も桁違い。今回は、全行程またはほぼ国内で生産されているブランドだけを厳選して紹介します!長く使える一本を探している人、必見です。

Avoura|家族の情熱がこもったカリフォルニア発ブランド

Avoura(アヴォーラ)は、アメリカ・カリフォルニア州エンシニータス発のブランド。

創業者はピックルボール界の名門「ドーソン一家」。

母のジェニファーは全米選手権20回以上優勝のレジェンド、父スティーブと息子カランもプロ選手という、本物の“ピックルボール一家”です。

Avouraのパドルは、エッジガード(外周の保護パーツ)を除くすべての素材がアメリカ産。

軽量性、打感の柔らかさ、そして高い精度を兼ね備えた構造で、トップ選手から趣味プレイヤーまで幅広く支持されています。

Engage|10年超の実績を誇る王道パドル

Engage(エンゲージ)は、フロリダ州オックスフォードに拠点を置き、10年以上にわたって高性能パドルを世に送り出してきた実力派ブランド。

特に「Encore」や「Poach」シリーズなどは、米国内大会での使用率も高く、プロからも絶大な支持を得ています。

製造は基本的にすべてアメリカ国内で行われており、グリップとエンドキャップ以外はアメリカ製素材。

中でもポリマーコア(※反発力とコントロール性を決める芯材)の耐久性と精度は非常に高く、長く使える一本として人気です。

Paddletek|100万本以上をアメリカで製造

「信頼のPaddletek(パドルテック)」は、2010年から現在に至るまでに100万本以上のパドルをアメリカ国内で生産してきた実績派。

ミシガン州ナイルズを拠点に、自社工場で徹底した品質管理のもと、パドルを一つひとつ手作業で仕上げています。

パドルの特徴は、厚みのあるコアでパワーを出しやすく、表面はスピン性能の高い加工がされていること。

また、「アメリカの雇用を守る」という理念を掲げ、ローカル経済にも貢献している“人にも優しいブランド”です。

Players Pickleball|職人魂あふれる小規模メーカー

ワシントン州ファーンデールにあるPlayers Pickleballは、「自分たちで作り、自分たちで届ける」ことにこだわった少数精鋭の職人集団です。

設計・製造・出荷すべてが一貫して自社で行われており、「連絡したら職人本人が出る」なんてこともあるくらいアットホーム。

使用する素材は、可能な限り地元アメリカ産を選定。

大型の設備が必要な工程では、近隣企業と協力して地元経済にも還元。

まさに“地域密着型クラフトパドル”と言える存在です。

Revolin|火山繊維を使ったエコ系パドル

Revolin(レボリン)は、環境配慮をコンセプトに掲げるミシガン州の新進気鋭ブランド。

最大の特徴は、LavaFLX™と呼ばれる特許出願中の火山岩繊維を使った独自構造。

これにより、驚くほどの軽さと強度を両立しています。

火山繊維は海外製ですが、加工から成形まではすべてアメリカ国内で実施。

重さの約90%はアメリカ素材で構成されており、「地球に優しいパドルがほしい」という人には特におすすめです。

しかも見た目もかっこいい!

Selkirk|トップ選手も愛用する高性能パドル

Selkirk(セルカーク)は、プロ選手の多くが愛用する超有名ブランド。

アイダホ州に本社を構え、自社工場で「VANGUARD Control」「AMPED」などの人気シリーズを製造しています。

特筆すべきは、CNCルーター加工(※高精度で素材をカットする技術)や独自のInfinigrit™表面加工など、最先端の技術がふんだんに使われていること。

打球時の安定性やスピン性能が高く、「勝ちたい人」の相棒にぴったりです。

Stafford Paddles|一貫製造のプロフェッショナル集団

テネシー州コリアービルにあるStafford(スタッフォード)は、設計から発送まで完全一貫体制のファクトリーブランド。

もともと建築設計会社だった経験を活かし、構造美と精度にこだわったパドル作りを行っています。

FedExの物流拠点に近い立地を活かし、オーダーから発送までがスピーディー。

他ブランドの製品開発・製造も手がけるなど、「知る人ぞ知る名工場」として知られています。

Thompson Pickleball|ほぼ100%アメリカ素材で製造

Thompson(トンプソン)は、「一切の外注ナシ」でパドルを作るこだわりブランド。

ミシガン州ボインシティにある自社工場で、一枚一枚を型から手作業で成形しており、どこか“クラフト感”すら感じさせます。

素材もアメリカ産にこだわり、炭素繊維はアラバマ州から、ハニカムコアはミシガン州産、エンドキャップは自社3Dプリンタで製造。

大量生産には向かないけれど、“とにかく質で勝負”な一本です。

TMPR Paddles|高性能モデルを国内製造

TMPR(テンパー)は、ミシガン州ブキャナンに工場を構えるブランド。

中でも「Luxe」「LT」シリーズは国内で製造され、素材もグリップ以外すべてアメリカ製です。

パドルの特徴は、反発力とコントロール性のバランスの良さ。

フォームが整っていない初心者でも扱いやすく、上達してからも使い続けられる一本。

コスパの面でも人気です。

Vulcan & Whisper|一部モデルをアメリカで製造

Vulcan(ヴァルカン)とWhisper(ウィスパー)は、すべての製品がアメリカ製というわけではありませんが、「V700シリーズ」など一部のモデルはアメリカ国内で製造されています。

全体の素材調達には海外製も含まれるため、「完全USA製」にこだわる人には向きませんが、手頃な価格で“それなりの品質”を求める人にはアリ。

エントリーユーザーにおすすめです。

まとめ|「どこで作られたか」で選ぶのもアリ!

ピックルボールのパドルは、性能や価格だけでなく「どこで、誰が、どう作ったか」も選ぶポイントになります。

アメリカ製にこだわるブランドは、品質と職人魂が詰まったものばかり。


長く使う一本を選びたい人は、今回紹介したブランドをぜひ参考にしてください!

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