ピックルボールのオープンプレーでは、相手との接し方ひとつで試合の雰囲気が大きく変わります。
プレー内容も大事ですが、マナーや立ち居振る舞いで「また一緒にやりたい」と思われることが、楽しいゲームの秘訣です。
今回は相手とのやり取りをもっと楽しむための6つのポイントを紹介します。
まずはあいさつからスタート
初対面の相手や、名前を覚えていない相手とプレーするときは、必ず「こんにちは」と一声。
名前を交換するだけで場の空気は柔らかくなります。
オープンプレーは、経験も年齢も違う人が集まる場所。
最初の一声が「この人とやる試合は楽しいかも」という安心感を生み、ミスしても笑い合える雰囲気を作ります。
強さは相手や状況に合わせて
相手が初心者なら強打を控えて、ラリーを続けることを意識します。
逆に、拮抗した相手ならスピードやコースを駆使して全力勝負!
例えば、実力差があるときに弱いプレイヤーだけを狙い続けると、相手はプレーを楽しめません。
そんなときは強い相手にもボールを散らし、全員がゲームに関われるよう配慮すると好印象です。
サーブ前のひと呼吸がカギ
サーブは「急がない」が鉄則。相手が構えていないうちに打ち込むと、雰囲気が一気に悪くなります。
例えば、コート全員が準備できているかを軽く視線で確認し、スコアをはっきりコール。
もしスコアを忘れたら、恥ずかしがらずにパートナーに確認。
こういう慎重さが「落ち着いていて信頼できる人」という印象につながります。
褒め言葉で場をポジティブに
相手のバックハンドが決まったら「ナイスショット!」、見事なリターンが返ってきたら「お見事!」。
無言の試合は悪くありませんが、褒め言葉は試合全体の空気を明るくします。
特にオープンプレーでは、初めて会う人と距離を縮める絶好のチャンス。
「この人とプレーすると気持ちいい」と思われる一言が、次の誘いにつながります。
ライン判定はシンプル&フェア
際どいライン判定では、迷ったら相手有利で判断。
「たぶんアウトかも」程度ではインにします。
例えば、自分が相手に同じ判定をしてもらった経験があれば、その恩を別の試合で返せます。
こうした積み重ねが「信頼できるプレーヤー」という評価を生み、リスペクトを集めます。
試合後の締めで印象を決める
勝っても負けても、試合が終わったらネット際でパドルタップ。
「ありがとうございました」と伝え、さわやかにコートを後にします。
大差で勝った試合でも、相手に余計な言葉は不要。
「またやりましょう」の一言だけで、相手は前向きな気持ちでコートを後にできます。
終わり方の印象は次回の関係にも直結します。
まとめ
オープンプレーでは、プレー内容以上に「人としての振る舞い」が試合の空気を左右します。
あいさつから始まり、気配りやフェアな判定、最後の一礼まで。
こうしたマナーが身につけば、「また一緒にプレーしたい人」になること間違いなしです。