スピードアップ※は「決める球」より「次を作る球」。
深いディンク※に焦って飛びつくクセを直して、相手を崩してから取り切る“プロっぽい攻め”を具体例つきでまとめます。
攻め急ぎがミスを呼ぶ(まずリセット)
深いディンク※が来た瞬間に「今だ!」で叩くと、打点※が低くてネット直行→相手のカウンター、が定番です。
まず“0.5秒リセット”を挟みます。
- 相手2人の足が止まってる?前に詰めてる?
- 中央(真ん中)の隙間が空いてる?
- 自分が前で打てる距離?
この確認だけで、無理打ちが激減します。
狙いは「勝つ」より「崩す」です。
攻撃は“コンボ”発想(1球目は布石)
攻撃を“コンボ”にすると、1球目の役割がハッキリします。
スピードアップ※は強打じゃなく、相手を詰まらせる配置が目的です。
具体的には、
- 右利き相手の「右肩〜胸」
- バックハンド※側の「腰〜脇」
- 2人の間の“継ぎ目(シーム)”
このへんは返球が浮きやすいゾーン。
浮いたら次の1球でウィナー※を取りにいく、が基本形です。
セットアップショットで点を作る(4ステップ)
“作って決める”の流れはこれでOKです。
- 狙い:相手のバック腰 or ボディ※ or シームへ
- 速さ:7割の力で「面※を安定」させる
- 準備:打ったら半歩前、パドル※を胸前でセット
- 回収:浮いた球だけ叩く(無理なら次も作る)
ポイントは「相手が崩れた合図」を待つこと。
足が交差した・片手になった・体が開いた、が決め時です。
釣りディンクを見抜く(打点と状況判断)
釣りディンク※は「少し高い気がする」球で誘ってきます。
でも打点※が膝〜腰の低さなら、叩いても強い球になりません。
見抜き方は簡単で、
- 自分が“上から”触れる?(胸より上が理想)
- 相手がカウンター位置(前の構え)にいる?
- 打つコースが1本しかない?(それは罠)
1つでも怪しければ、無理に攻めずディンク※で整え直すのが勝ちです。
ワンバウンドで余裕を作って加速する
ノーバウンド※で急いで仕掛けるより、ワンバウンド※後のスピードアップ※が刺さる場面が多いです。
理由は“考える時間”が増えるから。
バウンドを待つ間に、相手の足の向きと空きコースを見ます。
- 相手が前のめり→ボディ※
- バック寄り構え→バック腰
- 2人が離れてる→シーム
この0.5秒で「狙いがある攻め」になって、ミスが一気に減ります。
ダブルスで効く「制御された攻撃性」の全体像
制御された攻撃性は“守り”じゃなく、“攻めの精度”の話です。
目標は「強打で倒す」より「相手の体勢を崩す」。だから、
- 1球目:詰まらせる(セットアップ)
- 2球目:浮いたら決める/浮かなければもう一回作る
この繰り返しが最強に安定します。 - 派手じゃないのに点が増える、いちばん気持ちいいやつです。
練習では「7割スピードアップ→次を待つ」を定番メニューにしてください。
用語ミニ解説(※)
- ディンク※:ネット近くへ短く落とすコントロールショット。
- スピードアップ※:ディンクの流れから速い球で主導権を取りにいく仕掛け。
- 釣りディンク※:攻めさせてミスを誘う“見せ球”のディンク。
- 打点※:ボールを当てる高さ・位置。
- ボディ※:胸〜腰あたりを狙って詰まらせるコース。
- ノーバウンド※/ワンバウンド※:バウンド前に打つ/1回バウンド後に打つ。
- 面※:パドルの角度(当て方の面)。
- パドル※:ピックルボールのラケットにあたる道具。
まとめ
攻撃は“一撃で決める”より、“次を作る”ほうが結果的に点が取れます。
スピードアップ※は7割でOK、狙いはボディ※・バック腰・シームが鉄板です。
釣りディンク※に反射で飛びつかず、ワンバウンド※で0.5秒の判断時間を作ると安定感が跳ねます。
コンボ発想で、プロっぽい得点パターンを増やしていきましょう。





