ピックルボールで上達したい?友達との対戦で勝ちたいなら、この5つの戦略を押さえておくべき!初心者でもすぐに実践できるテクニックを紹介するので、次の試合でさっそく試してみてください!
クロスコートを狙え
ピックルボールを始めたばかりだと、どうしても相手の目の前にボールを打ちたくなりますよね。でも、これが意外とミスのもとなんです。クロスコート(対角線に向かって打つこと)を狙うことで、コートの幅を最大限に使うことができ、余裕を持ってボールをコントロールできます。
特にサーブのリターンや「ディンク」(ネット近くで軽くボールを打つショット)の際にクロスコートを狙うと、相手に攻め込まれるリスクを減らせます。ボールがネットを越えやすく、失点しにくいんです。また、真ん中のネットは両サイドより少し低いので、クロスコートで打つことでネットミスも防げますよ。
初心者がクロスコートを意識するだけで、ラリーが格段に安定します。自分のプレイが安定すれば、相手のミスを引き出すチャンスも増えてきますよ!
ニュートラルから有利に切り替える
ピックルボールのラリーは、しばしば「ニュートラル」(お互いにまだ決定的な有利を持たない状況)からスタートします。ここで大事なのは、小さな変化を見逃さず、相手より早く形勢を有利にすること。ラリー中にほんの少しでも相手のミスや弱いショットがあれば、そこを攻める準備をしましょう。
たとえば、相手が力を抜いたショットを打ってきたら、その瞬間に次の一手で攻撃的に出るチャンスです。逆に、自分がディフェンスに回った時は焦らず、確実に一つ一つのショットを返すことが重要です。無理に攻撃しようとせず、じっくりと相手のミスを待ちましょう。
一度ニュートラルな状態から有利に持ち込めば、その後は一気に試合を自分のペースで進められるようになりますよ!
中央へのディンクが強い
ディンク(軽くボールを打つショット)は、ピックルボールにおいて非常に重要なテクニックです。そして、そのディンクを中央に向けて打つのが、特に初心者におすすめの戦略です。コートの端っこを狙うと相手に返されやすいですし、ミスも起こりやすいですが、中央にボールを集めることで相手は次の一手を打ちにくくなります。
中央を狙うディンクは、相手が無理に角度をつけて攻撃することを防ぐことができるので、結果的にミスを誘発しやすくなります。特にプレッシャーを感じたり、どこに打つか迷ったときは、とりあえず中央を狙いましょう。
相手が攻撃の角度をつけにくい分、あなたは次のショットに集中できるはず。ミスを防ぎつつ、試合の流れを自分に有利に持っていくための簡単かつ効果的な戦略です。
短いリターンは攻め時
相手が短いリターンを送ってきた時、それは「攻めて!」という合図だと思ってください。短いリターンは、コート中央にボールが浅く返ってくる状況のことを指します。この時こそ、パワフルなショットを打って一気に攻め込むチャンスです。
たとえば、強力な「ドライブショット」(速く低いボールを相手コートに打ち込むショット)を打つか、「ドロップショット」(相手のすぐ前に落とすショット)で相手を前に引き寄せ、その後にロブで後ろに押し返す、といった戦略が有効です。
初心者でも、この「短いリターン」を見逃さないことが試合での勝率を上げるカギです。相手のミスを瞬時に見極めて、攻撃のスイッチを入れましょう!
デッドディンクを避けよう
「デッドディンク」とは、スピードやスピンが足りない状態で相手に簡単に返されるディンクのことです。こうなると、相手は簡単に攻撃できてしまい、自分が守勢に回ってしまいます。これは初心者がよく犯しがちなミスなので、しっかりとしたディンクを打つことを心がけましょう。
デッドディンクを避けるためには、まずボールを低くコントロールして、相手の攻撃ゾーン(ラケットが打ちやすい位置)にボールがいかないようにします。ディンクを打つときは、ボールの高さや速度にも注意して、相手に攻撃させる隙を与えないことが大事です。
このちょっとした工夫で、試合の流れを自分に有利に持っていけるようになります!
まとめ
ピックルボールは、ただボールを打つだけじゃなく、戦略やタイミングを見極めることが勝敗を分けるスポーツです。今回紹介した5つの戦略を覚えておくだけで、初心者でも試合で有利に立つことができます。クロスコートを狙うこと、ニュートラルな状態から有利に切り替えること、そしてディンクやリターンの際に適切な判断をすることで、プロ並みのプレイを目指しましょう!