マサチューセッツ州の高校で、今「ピックルボール」が話題沸騰中です!
昨年秋に初めて「高校ピックルボールシーズン」が開催され、11校の高校が参加しました。
安全性が高く、男女一緒に楽しめるスポーツとして注目されていて、「次のシーズンはもっと大きくなる!」と期待が高まっています。
ピックルボールが高校で流行る理由
ピックルボールが急速に人気を集めている理由は「手軽さ」と「新しさ」です。
コートはテニスの約4分の1の広さで、使うラケットも軽くて扱いやすい「パドル」を使用します。
ボールもプラスチック製で、スピードがそこまで出ないため、初心者でも気軽に始められます。
さらに、元体育教師のグレッグ・ロタさんが、「高校の部活動でピックルボールをやろう!」と熱心に推進してきたことが大きなきっかけに。
彼の働きかけによって、州内の学校が続々と参加し始めました。
初シーズンのルールと試合形式
初めての高校シーズンでは、ルールもシンプルで分かりやすいものになりました。
- 試合は5マッチ制:シングルス(1対1)、ダブルス(2対2)、混合ダブルス(男女ペア)
- チームとして3勝すれば勝ち!
これにより、初心者でも試合に参加しやすく、かつチーム戦としての一体感も楽しめる仕組みになっています。
実際に参加した生徒たちからは「ルールがわかりやすくて楽しい!」という声が多く上がりました。
すでに爆発的人気!参加校が急増
初年度のシーズンには11校が参加しましたが、すでに来シーズンに向けて10校以上の新たな学校が「うちもやりたい!」と名乗りを上げています。
ピックルボールは、現時点では「クラブ活動」という位置づけですが、正式な高校スポーツとして認定される日も近いかもしれません。
なんとマサチューセッツ州内では、ラグビー(7チーム)を大きく上回る勢いで人気が広がっています。
安全第一のスポーツとして注目
ピックルボールが選ばれるもう一つの理由は「安全性」です。
フットボールやサッカーのような激しい接触プレーがないため、ケガのリスクが少なく、親御さんも安心して子どもたちを送り出せます。
特に、最近は脳震盪(※脳へのダメージ)リスクが話題になっていることもあり、「安心・安全なスポーツ」として支持されています。
高校生にとって「安全に楽しく体を動かせる」という点は、部活選びで大きなポイントになっています。
男女混合で楽しめる新しい魅力
ピックルボールの特徴の一つは「男女混合の試合があること」です。
「男子と女子が一緒にプレーする」というスポーツは意外と少なく、生徒たちにとっては新鮮で楽しい経験になります。
特に混合ダブルスでは、男女がペアを組んで一緒に戦うので、「チームワーク」や「協力する楽しさ」を実感できると大人気!
参加した高校生たちからは、「一緒にやると楽しいし、友達が増える!」といった声が続々と上がっています。
テニス経験者も続々参加!未来のスターたち
ピックルボールにはテニス経験者も多く参加していて、すでに高い技術を持つ選手も増えてきました。
「テニスと似ているから入りやすいけど、ピックルボールならではの戦術もあって面白い!」と、生徒たちは熱中しています。
例えば、「ディンク(※短く落とす技)」や「ドロップショット(※ふわっと相手の前に落とす技)」といった繊細なテクニックも習得しながら、新たな挑戦を楽しんでいます。
「若い世代がコートを支配している!」と、ロタさんも未来のスターたちの活躍に期待を寄せています。
まとめ
マサチューセッツ州でスタートした高校ピックルボールシーズンは、安全で手軽に楽しめる新しいスポーツとして大人気です。
ルールもシンプルで、男女混合の試合が楽しめるなど、今までにない魅力がたくさんあります。
来年にはさらに多くの高校が参加予定で、「正式な高校スポーツ」になる日も近いかもしれません!
これからのピックルボールの広がりに、ぜひ注目してみてくださいね。