全米の大学チームが競い合う「Collegiate Pickleball Tour(大学ピックルボールツアー)」が2025年も開催決定。
200以上の大学チーム、4,000人以上の選手が参加予定で、総額10万ドルを超える賞金が用意されている。
これまでにない規模と盛り上がりを見せる今シーズン、その見どころを詳しく紹介しよう!
大学ピックルボールツアーとは?
「Collegiate Pickleball Tour(大学ピックルボールツアー)」は、全米の大学生が参加するピックルボールの全国大会。
主催はDUPR(Dynamic Universal Pickleball Rating)とUPA(United Pickleball Association)で、大学スポーツとしてのピックルボールの普及を目的としている。
試合はシングルスやダブルスの形式で行われ、特にダブルスの試合が白熱するのが特徴だ。
ピックルボールはパドルとプラスチック製の穴あきボールを使って行うスポーツで、テニスと卓球の中間のような競技。
初心者でも比較的すぐに楽しめるが、競技レベルが上がると驚くほどのスピードと戦略性が求められる。
大学ごとの代表チームが地域大会を勝ち抜き、全国大会を目指して戦う。
トップクラスの選手たちは、プロレベルに匹敵するスキルを持っているため、全米大学選手権ではハイレベルな試合が期待される。
10万ドル超の賞金と特典がすごい!
このツアーの大きな魅力のひとつが、賞金総額10万ドル超!
優勝チームや上位入賞チームには、大学ピックルボール部の活動資金として使える賞金が贈られる。
また、春に開催される全米大学選手権(Collegiate National Championship)の優勝・準優勝チームには、世界トップのプロ選手と対戦できる特典がついてくる。
試合は「Major League Pickleball Mid-Season Tournament」で行われ、アメリカ屈指のプロリーグの舞台で大学生が実力を試せるという、まさに夢のようなチャンスだ。
さらに、PPA(Professional Pickleball Association)ツアーのイベント内で、大学トップチームがエキシビションマッチを行う機会も増えている。
ここで好成績を残せば、プロのスカウトの目に留まることもあるため、大学生のピックルボール選手にとっては大きなステップアップの場となる。
全国規模の大会スケジュール
2025年のスケジュールは、これまで以上に大規模!
- キャンパス地域大会(Campus Regionals)×30回:各大学がエントリーし、地域ごとの代表を決定。
- スーパー地域大会(Super Regionals)×8回:地域の強豪チームが集まり、全国大会への切符をかけて戦う。
- 春:全米大学選手権(Collegiate National Championship in Atlanta):全米最強の大学チームを決める大会。
- 秋:大学世界選手権(Collegiate World Championship in Dallas):全米だけでなく、海外の大学チームも参加する大会。
- 特別イベント:大学トップチームによるエキシビションマッチ:プロリーグの試合と並行して開催される注目の試合。
このスケジュールを見るだけで、今年のツアーがいかに大規模で激しいものになるかがわかる。
大学ピックルボールの成長が止まらない!
大学ピックルボールツアーの参加者は年々増加中。
- 2022年:17校・151名参加
- 2024年:125校・4,000名参加
特に2024年の全米大学選手権では、ユタ・テック大学が圧倒的な強さを見せつけ、優勝を果たした。
2025年も新たな強豪校が台頭する可能性があり、どの大学が王者になるのか注目されている。
なぜ大学生に人気なのか?
ピックルボールが大学生に支持される理由は、いくつかある。
- 初心者でも始めやすい!(※テニスや卓球の要素がミックスされたスポーツで、ルールがシンプル)
- 大学の仲間と一緒に楽しめる!
- 運動量がちょうどいい!(※激しすぎず、適度に汗をかけるスポーツ)
- 試合形式が面白い!(※ダブルス中心の戦いが多く、チームプレーが重要)
この手軽さと競技の奥深さが、多くの大学生を惹きつけている。
2025年シーズンの注目ポイント!
2025年シーズンの見どころをピックアップ!
- 過去最大規模の大会に!(200以上の大学チームが参戦)
- プロ選手との対戦チャンス!(全米大学選手権の上位チームがプロ大会に招待)
- 地域ごとの激戦に注目!(キャンパス地域大会から全国へ勝ち進むドラマが熱い)
まとめ
2025年の大学ピックルボールツアーは、これまでにない盛り上がりを見せること間違いなし!
大学ピックルボール界の未来が大きく動き出す今年。
どの大学が栄光をつかむのか、楽しみにしていよう!