世界2位アナvs元ガチ勢トーマス!“口撃”から始まったDUPR懸け意地とプライドのガチシングルス対決

コラム

世界ランキング2位のアナ・ブライト選手が、ピックルボールメディア「The Dink」創設者トーマス・シールズさんの挑発に本気で乗りました。


SNS上の軽いイジリから始まったトラッシュトークがどんどんエスカレートし、ついにはシングルスのガチ勝負へ。


数字(DUPR※)とプライドをかけた、この“ストーリー付きカード”の背景と見どころを、できるだけ具体的に追っていきます。

アナとトーマス、トラッシュトークの始まり

発端は、PPAツアー(※アメリカの主要プロツアー)のCEO・コナー・パードー氏が、トーマスさんのDUPR(※実力を数値化する世界共通レーティング)をイジったひと言でした。


「本当に5.0レベルなの?」という半分ジョークのような話題に、ファンや選手たちが少しずつ反応し始めます。


しばらくは笑い話で済んでいたのですが、「The Dink」の中の人でもあるトーマスさん自身が、このネタを拾ってSNSで触れたことで、ストーリーが一気に動き出しました。

元ガチ勢?創設者トーマス・シールズの実力

トーマスさんは単なるメディアの中の人ではなく、元々はツアーを回っていた“ガチ勢プレーヤー”です。

PPAツアーで、今も名前を聞くようなプロ選手相手に勝利した試合もあると言われています。


現在のDUPRは4.6前後で、5.0に届くかどうかの微妙なライン。


・5.0前後=上位アマ〜一部プロレベル
・4.5前後=競技志向の強い上級者
といったイメージなので、「本当に5.0名乗れるの?」というネタは、プレーヤー界隈だとけっこう“刺さる”話題だったりします。

一言ポストから炎上したSNSバトルの流れ

数日前、トーマスさんがX(旧Twitter)に「ちょっと挑発寄り」の投稿を投下します。


それは長文でもなく、ただ一言で「自分の実力」に触れたような内容でしたが、フォロワーたちはすぐに反応しました。


「そのレベルなら○○には勝てないでしょ」「最近試合出てないのに、まだ5.0って言う?」とリプ欄は一気に熱量アップ。


引用ポストやスクショも飛び交い、気づけば「シールズは本当に5.0なのか問題」が、界隈のちょっとした炎上トピックになっていきます。

世界2位アナの「男を謙虚にする」宣言の破壊力

この騒ぎに乗っかってきたのが、女子世界ランキング2位のアナ・ブライト選手です。


彼女は、攻撃的なフォアと前でのプレッシャーが持ち味の超アグレッシブなプレーヤー。

そのアナが、トーマスさんに対して、
「暇だし、男を謙虚にさせるのが私の一番の趣味です。」
という、強烈すぎるパンチラインでシングルス勝負を受諾します。


世界トッププレーヤーがここまでノリ良く、しかもユーモア混じりに煽ってくるのは、見ているファンにとっては最高のエンタメです。

3ゲームマッチのルールとプレースタイルの読みどころ

今回の勝負は、シングルスの3ゲームマッチ(ベストオブ3)形式です。

一般的な大会では「11点先取・2点差以上」で1ゲームとなることが多く、先に2ゲーム取ったほうが勝ちになります。


シングルスは、ダブルスよりも走る距離が長く、

  • フットワークとスタミナ
  • 相手を走らせるショットコース
  • ミスをしないメンタル
    がかなり重要です。
    アナは現役トップのフィジカルとスピードが強み。
    対するトーマスさんは、ブランクこそあるものの「コース取り」と「読み」のうまさでどこまで粘れるかが見どころになります。

DUPRとプライドをかけた“口撃戦”の楽しみ方

このマッチで一番重いのは、もしかするとスコア以上に「DUPR」と「プライド」です。

DUPRは、試合結果や相手のレートから自動で計算されるため、格上にボコボコに負けると数値がガクっと下がることもあります。


今回の場合、

  • 負ければ「やっぱり5.0じゃなかった」と言われるリスク
  • 勝てば「まだまだやれる元ガチ勢」として再評価
    という、トーマスさん側のドラマがかなり強めです。

    観るときは、
  • SNS上のトラッシュトーク
  • 試合中のリアクションや表情
  • 試合後のコメントまでセットで追いかけると、ストーリー性が倍増して楽しめます。

まとめ

アナ・ブライト選手とトーマス・シールズさんの一戦は、単なるエキシビションではなく、「SNSのひと言」から生まれたストーリー付きのシングルス対決です。


世界2位の本気と、元ガチ勢の意地、そして数字で見えるDUPRの行方が全部セットになっているので、ドラマとしてかなり濃いカードになっています。


ピックルボールをやったことがない人でも、「この二人、試合後にどんなこと言うんだろう?」と想像しながら追うと、スポーツ観戦の面白さがぐっと広がります。


こういう因縁カードがもっと増えたら、ピックルボールを見るのがさらに楽しくなりそうですね。

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