今季好調のマイカ・パーソンズが、オフに週2〜3回取り入れたピックルボールで心肺と判断力を爆上げ。
「中毒」と語るほどの熱中ぶりで、試合でも1サックを記録するなど結果に直結しています。
チームメイトともプレーし、競技の楽しさと戦略性が若い世代にも刺さっています。
パーソンズが語る「中毒」レベルの熱中ぶり
パーソンズは「週2〜3回はやってる、もう中毒」と断言します。
シングルス中心で、1回60〜90分。
短めのラリーをテンポよく繰り返し、ハーフコートでのドリルを挟む実戦型が定番です。
フットボールの練習後でも負担が少なく、全身をムラなく動かせます。
仕事終わりに軽く汗をかけて、しかも勝敗がつくからモチベが続きます。
オフシーズンのトレーニングにピックルボール
夏のトレーニングでは、アジリティ(※俊敏性)を上げるために左右の切り返しと前後のダッシュを毎回導入しました。
具体的には「3球連続で前に詰める→1球はロブ(※ふわっと上げる)」というパターンで心肺を追い込みます。
シングルスを選ぶのは、走る量が増えて試合終盤でも脚が残るからです。
関節への負担が少ないのも、継続に効いてます。
競技のキモは「タッチ(※繊細な感覚)」と戦略
パーソンズいわく「強く打てば勝てる競技じゃない」。
ドロップ(※ネット際に柔らかく落とす)、ディンク(※短い距離を低く繋ぐ)、プレースメント(※狙った場所に置く)の精度が勝敗の鍵です。
例えば、相手のバックハンド側に低い球を集めて、甘く浮いた球を攻めるのが基本戦術。
テンポを緩急で変え、コートの“空きスペース”を先に見つける目が重要です。
NFL内の仲間と広がるピックルボール文化
パッカーズではタイトエンドのタッカー・クラフト、ルーク・マスグレイヴが常連。
屋内施設で、練習後のクールダウン代わりにダブルスを2〜3ゲームするのがルーティンです。
「楽しければOK」の雰囲気で、勝負は真剣だけど笑いも多め。
会話が自然に増えて、チームのケミストリー(※連携の良さ)が上がるのが好循環。
遠征先でもパドルを持参するこだわりぶりです。
プロの実力を見て感じた“レベル差”
トップ選手と打ったとき、まず配球(※打球の組み立て)の読みが一枚上でした。
同じフォームから速度と回転が変わるので、反応が遅れると一気に崩されます。
対策は「最初の3球を落ち着いて整える」。
具体的には、相手バック側へ低いディンク→浅いクロス→深いストレートの3手で様子を見るルーティンを作成。
ミスを減らし、展開を自分寄りに持っていく練習を重ねています。
ファン視点で楽しむプレーの魅力
「長く遊べて、誰とでも楽しめる」のが最大の魅力です。
初心者でも短い距離のディンクでラリーが繋がりやすく、達成感が高いです。
上級者は駆け引きと配置で沼にハマります。
おすすめは、まずミニゲーム(7点先取)でテンポ感を掴み、慣れたら11点のレギュラーへ。
パドルは軽量タイプ、ボールは屋内用を選ぶと扱いやすく、ケガ予防にもつながります。
重要ポイント
・週2〜3回、60〜90分のシングルスで心肺と判断力を磨けます。
・勝敗のカギはディンク、ドロップ、プレースメントの精度です。
・チームの連携強化にも効き、楽しさと競争心が両立します。
簡単ステップ
01.5分のウォームアップ(※肩回し・股関節ストレッチ)。
02.タッチ練習10分(※ネット際でゆっくり繋ぐ)。
03.配球パターン練習10分(※バック側に集める→ロブ)。
04.シングルスまたはダブルスでゲーム形式30分。
まとめ
パーソンズが“中毒”と語るのは、短時間で心肺、判断、連携まで一気に鍛えられるからです。
パワー任せじゃなく、タッチと戦略で差がつくのも面白いところです。
仲間と気軽に始められて、続けやすいのが強みです。
まずは軽めの装備でミニゲームから、楽しくハマっていきましょう。