ピックルボールをもっと広めたい!そんな想いをカタチにする『Grow the Game』助成プログラムが、51の団体にピックルボール用具を提供しました。
地域の学校やコミュニティがもっと気軽にピックルボールを楽しめるようになるこの取り組み。
一体どんな内容なのか、詳しく見ていきましょう!
『Grow the Game』助成プログラムとは?
『Grow the Game』助成プログラムは、ピックルボールの普及を目的に設立された助成制度です。
特に、設備が整っていない学校や、地域コミュニティでのピックルボール導入をサポートすることを目的としています。
今回のプログラムでは、全米27州にある51の団体が支援を受け、各団体にはピックルボールの用具と指導用教材が提供されました。
この助成により、約19万人以上の人々が新たにピックルボールを体験できる可能性があります。
助成プログラムの目的
この助成プログラムの主な目的は、ピックルボールをより多くの人に体験してもらうことです。
特に、
- 地域の学校で体育の授業にピックルボールを導入する
- コミュニティセンターでのスポーツプログラムとして活用する
- 高齢者や障がい者にも楽しめるスポーツとして環境を整備する
など、多様な層の人々がピックルボールを楽しめるようにすることを目指しています。
また、初心者でもスムーズに学べるよう、指導用のレッスンプランや動画教材も一緒に提供されています。
どんな団体が受賞したの?
今回、助成を受けたのは、以下のような団体です。
- 小学校・中学校・高校などの教育機関
- 地域のスポーツクラブやYMCA
- コミュニティセンターや公園施設
例えば、アリゾナ州のBoys & Girls Club of Flagstaffでは、放課後プログラムの一環としてピックルボールが導入される予定です。
また、カリフォルニア州のSanta Ana High Schoolでは、体育の授業にピックルボールが正式に組み込まれ、学生たちが新しいスポーツを体験できる環境が整いました。
提供されるピックルボール用具の内容
助成プログラムを受けた団体には、以下の用具が提供されます。
- ピックルボールパドル(ラケット) × 数セット
- ピックルボール(ボール) × 複数個
- 簡易ネットセット(屋外・屋内兼用)
- コート設営用のラインテープ
- 指導者向け教材(レッスンプラン・指導動画・ガイドブック)
さらに、団体ごとに最適なセットがカスタマイズされ、教育機関向けには「Youth Pickleball Provider(YPP)」のプログラムが付属。
このYPPには、初心者向けの指導法や、楽しくプレーできるゲーム形式の練習方法などが含まれています。
次回の助成プログラムについて
今回の助成に間に合わなかった団体も、次回のチャンスがあります!
次回の『Grow the Game』助成プログラムの申請期間は、2025年7月8日(火)から8月5日(火)まで。
受賞者の発表は2025年9月9日(火)に行われる予定です。
応募資格は以下の通りです。
- USAピックルボール(USAP)のメンバーシップ登録が必要
- 学校・地域コミュニティ団体であること
- 公的な施設でプレー環境を整備できること
助成を受けるためには、ピックルボールを取り入れる目的や、どのように活用するかを明確に記載することが求められます。
準備を整えて、次回の申請にチャレンジしてみましょう!
まとめ
『Grow the Game』助成プログラムは、ピックルボールの普及を加速させるための素晴らしい取り組みです。
学校や地域団体が新たにピックルボールを導入することで、より多くの人々がこのスポーツを体験できる環境が整いました。
特に、指導者向けの教材や、施設ごとに最適化された用具が提供される点が大きな魅力。
初心者でも安心してスタートできるため、今後ますます競技人口が増えていくことが期待されます。
次回の助成プログラムにも注目しながら、あなたの地域でもピックルボールを広めていきましょう!