最近、アメリカの大学キャンパスで「ピックルボール」が大ブームになっています!
かつてはレクリエーションの一環だったこのスポーツですが、今や大学スポーツの重要な一部に。
各校が数百万ドルを投じて新しいコートを作り、学生たちはピックルボールに夢中です。
この記事では、大学がなぜここまでピックルボールに力を入れているのか、その魅力を詳しく解説します!
ピックルボール、大学での人気が急上昇!
アメリカの大学では、ピックルボールが急速に広まっています。
例えば、アラバマ大学では学生からの強い要望を受けて、新たに10面の専用コートを建設することを決定。
総額約160万ドル(約2.4億円)の投資が行われています。
学生たちは授業の合間や放課後にピックルボールを楽しみ、キャンパス内のスポーツ文化が大きく変わりつつあります。
大学が次々とコートを新設、その理由とは?
大学がピックルボールに投資する理由の一つは、学生の参加率の高さです。
テニスやバスケットボールと比べてピックルボールは初心者でも簡単にプレーでき、すぐに試合を楽しめるのが特徴。
さらに、スペースを有効活用できるため、多くの学生が気軽に利用できるというメリットがあります。
たとえば、フロリダ州の大学では、既存のテニスコートを改修してピックルボール専用コートにすることで、学生の利用頻度を大幅に向上させました。
学生にとってのメリットとは?
ピックルボールの普及が進むことで、学生には以下のようなメリットがあります。
- 健康促進:短時間でも運動効果が高く、体力づくりに役立つ。
- 気軽に始められる:ルールがシンプルで、初めてでもすぐにゲームに参加できる。
- コストが低い:パドル(※ラケット)とボールがあればプレー可能。
- コミュニティ形成:ダブルス(※2対2でのプレイ)が多いため、チームワークが育まれる。
実際に、カリフォルニア州の大学では、新入生向けのオリエンテーションイベントとしてピックルボール大会が開催されるなど、学生交流の場としても注目されています。
ピックルボール、競技スポーツ化の流れも
レクリエーションとして始まったピックルボールですが、大学間の競技大会も増え、本格的なスポーツ競技としての地位を確立しつつあります。
特に、全米大学ピックルボール協会(Collegiate Pickleball Association)などの団体が主催する大会には、全国の大学チームが参加し、プロを目指す選手も増えています。
例えば、ユタ州の大学では奨学金付きのピックルボールチームが誕生し、学生アスリートが競技に打ち込める環境が整備されています。
日本の大学でも導入の可能性は?
アメリカの大学で成功しているピックルボールは、日本でも導入の可能性があります。
特に、コンパクトなスペースでプレーできることが、日本の大学にとって大きなメリット。
東京のある大学では、テニスコートの一部を改修してピックルボールの試験運用を開始した例もあります。
また、ピックルボール協会が主催するイベントも増えつつあり、日本の若者にも徐々に浸透していく可能性が高いでしょう。
まとめ
アメリカの大学では、ピックルボールがスポーツ文化の新たなトレンドとして急成長しています。
手軽さや社交性、健康促進の効果など、多くのメリットがあるため、今後もますます普及していくでしょう。
さらに、競技スポーツとしての地位も確立しつつあり、大学間の大会や奨学金プログラムも登場。
日本でも導入が進めば、学生たちの新たな交流の場として人気が出るかもしれません。
今後のピックルボールの展開に注目していきましょう!