フロリダの都市計画会議で、ピックルボール愛好家たちがまさかの「ピクル・マフィア」と呼ばれちゃいました!
一体なぜこんな異名がついたのか…?
現場の空気感と共に、熱すぎるピックルボールコミュニティの裏側に迫ります。
フロリダで起きた“ピクル・マフィア”騒動
「ピクル・マフィア」…このユニークな呼び名が飛び出したのは、フロリダ州セントジョンズ郡の都市計画・区画整理会議でした。
ある住民が公聴会で、ピックルボールのプレイヤーたちを「マフィアのように集まって場所を支配する」と例えたのです。
ピックルボールの人気が急上昇しているアメリカ。
コートの取り合いは日常茶飯事で、朝5時から列ができる地域もあるほど。
その情熱が、近隣住民には“圧”に映ったのかもしれません。
問題の発端は新しい施設の計画
騒動のきっかけは、工業団地内に計画されている会員制屋内ピックルボール施設。
場所はU.S.1沿いのローリングヒルズ工業団地。
屋内なので天候に左右されず、仕事帰りでもプレーできるとあって、愛好家の間で大注目のプロジェクトでした。
施設のオーナーは「地域のコミュニティ作りに貢献したい」と語りますが、企業が集まる工業団地内での建設計画に周辺のビジネスオーナーたちが反発。
そこから議論が白熱していきます。
近隣住民が抱えるリアルな不安
反対派の主張はこうです。
- 大型トラックが頻繁に通る工業団地で、交通量が増えると危険。
- 駐車場のスペースが足りなくなり、既存ビジネスの顧客が困るかもしれない。
- ピックルボールファンの車で道路が混雑するのでは?
特に工業団地の企業からは「物流が滞ったら大変」という声が多く、ピリピリした雰囲気に。
「マフィア」発言の真意とは?
その中で飛び出したのが、「ピクル・マフィア」という一言。
発言者は「彼らが集まると、まるで縄張りのようになり、他を寄せ付けなくなる」とコメント。
もちろん、愛好家たちはそんなつもりはありません。
ただ、ピックルボールのファンはとにかく行動力が高い!
毎週末のように集まってプレーし、SNSで繋がり、どんな小さな空き地もコートに変えてしまうパワーがあります。
その“熱さ”が誤解を生んでしまったのでしょう。
結果はどうなった?計画の行方
議論の末、都市計画委員会は「駐車場問題を防ぐための看板設置」を条件に、この施設計画を全会一致で承認しました。
次は郡議会で最終決定が下される予定。
オーナーは「地域の皆さんに迷惑をかけない運営を約束します」とコメントしており、対話による解決に期待が集まっています。
熱狂ピックルボールコミュニティの魅力
「ピクル・マフィア」と呼ばれるほど結束力が強いピックルボールファン。
でも実際は、初心者にも超フレンドリーで、誰でもすぐ輪に入れるのがこのスポーツの良さなんです。
ピックルボールはテニスと卓球をミックスしたような競技で、コートが小さいのでラリーが続きやすく、運動経験ゼロでも楽しめます。
日本でもここ数年でじわじわ人気が出てきていて、「近所にコートが欲しい!」という声が増えてきました。
まとめ
今回の“ピクル・マフィア”騒動は、ピックルボール人気の裏返しとも言えます。
フロリダでの施設計画がうまくいけば、さらにこのスポーツが広がること間違いなし。
あなたも日本で「ピクル仲間」デビューしてみませんか?
これからのブームに乗るなら今がチャンスです!