ピックルボールは、経験者も初心者も一緒に楽しめるのが魅力。
でも、明らかに実力差のあるパートナーと組むと、「あれ、自分ばっかり大変…?」って感じること、ありますよね。
そんなときに使える“戦術7選”を、具体例つきで紹介します!
ネット前(キッチン)に早く出させよう
パートナーが後ろにいる時間が長いと、相手に狙われ放題。
例えば、サーブ後すぐに「真ん中は任せて」と声をかけて、自分がフォローに入ると、パートナーは安心して前へ詰められます。
キッチンに出ると球が遅くなりやすく、初心者でもミスを誘いやすくなるので、まずはここを優先してあげてください。
サーブで狙われるのを防ぐコツ
相手が毎回、弱いパートナーへリターンを打ってくるなら要注意。
あなたのサーブを少し強め&深めにして、相手の体勢を崩しましょう。
また、相手のバック側(※利き手と逆側)に打つと、返球ミスを誘えます。
試合中に「右は上手いけど左が怪しいな」と思ったら、すかさず狙ってOK!
ディンクは“真ん中”でコントロール
パートナーが相手とクロスのディンク合戦になってると感じたら、それを“中央のゆるい球”に誘導しましょう。
「ラインに打って!」と言うより、「真ん中に落として〜」と声をかけてあげるのが◎。
相手は角度をつけにくくなるので、パートナーが狙われづらくなり、あなたの打つ番も増えます。
サードショットは強打じゃなく落とす
サーブ後の3球目を、気合いのドライブでかっ飛ばしたくなりますよね。
でもそれ、ミスしたらパートナーが5球目を苦しい態勢で受けることに…。
むしろ、ふわっとしたドロップでネット手前に落とすと、相手が浮かせた球をあなたが処理できます。
パートナーも前に出やすくなって、一石二鳥!
ネット前では“我慢と展開”がカギ
ディンクラリーが続いたとき、つい決め球を打ちたくなりますが、それが命取りに。
とくにパートナーが次に打つ番のときに、速い球を打たせるのはNG。
ここは“コースを変える”のがポイント。
クロス→真ん中→クロス…と変化をつけると、相手が浮かせてくれるチャンスが生まれます!
サーブとリターンは深めを意識
浅いサーブやリターンは、相手にとって“攻撃開始の合図”。
だからこそ、「ライン手前ギリギリくらいを狙う」イメージで、深く打ち込みましょう。
少しくらいオーバーしても大丈夫。
相手の返球が浅くなれば、パートナーでも対応しやすくなり、前に出るチャンスが増えます!
最後はメンタルサポートが最強戦術
1ミスで落ち込むパートナー、よく見ますよね…。
だからこそ「今のはナイスチャレンジ!」「おしい!」みたいに前向きな声がけをしてあげましょう。
決まった時はハイタッチ、目が合えばニコッと笑顔。
その空気感が、パートナーの集中力を保ち、のびのびプレーにつながります!
まとめ
技術だけじゃなく「気づかい」と「戦術」があれば、どんなペアでも勝負できます。
今回の7つのポイントを実戦で試してみると、きっと試合の流れが変わってきますよ。
弱いパートナーと組んだからって諦めないで、チームで成長していく楽しさを味わいましょう!