APP(アソシエーション・オブ・ピックルボール・プレイヤーズ)の若手育成プログラムが、世界中の注目を集めています。
10代・20代のスター候補たちが全力で挑む姿は、見る人の胸を熱くさせます。
そのハイライトを徹底レポート!
APP Nextシリーズで若手が大活躍
6月20日から22日にかけて、ミズーリ州セントルイスで「2025 APP Nextシリーズ」の第2戦が開催されました。
この大会は、16〜23歳の若手プレーヤーたちが自分の実力を証明する大舞台。
賞金総額は1万5,000ドル(約230万円)で、全国から注目の選手たちが集結しました。
会場となった「チキン・アンド・ピックル」では、観客がコートのすぐそばで声援を送り、まるでライブフェスのような盛り上がり。
選手たちもその声援に後押しされ、1ポイントごとに全力プレーを展開しました。
セントルイス大会の注目選手たち
特に会場を沸かせたのが、オーストラリア・ブリスベン出身の20歳、エミリア・シュミット選手。
スピード感のあるフットワークと正確無比なドロップショット※で、強敵を次々に撃破し女子総合優勝を獲得しました。
男子では、2025年APP米国代表のジェイデン・ブロデリック選手が堂々の優勝。
ネット際の攻防で見せた強烈なスマッシュ※は、会場の誰もが息を呑むほど。
2人ともまさに“次世代の顔”と呼ぶにふさわしい存在感でした。
※ドロップショット…相手のコート手前にやさしく落とすテクニック
※スマッシュ…頭上から力強く打ち下ろすショット
APPアカデミー生が大会で奮闘
この大会には、APPアカデミーの現役生11人も挑戦。
初めての大きな大会で緊張の面持ちでしたが、コーチからの「失敗を恐れるな!」という声に勇気をもらい、見事なプレーを披露しました。
彼らは試合の合間にもトッププロの試合を観戦し、戦術やメンタル管理のノウハウを吸収。
まさに“生きた教科書”に触れた貴重な3日間となりました。
サマーアカデミーのユニークな日課
現在APP本部の「フォート」では、8月8日まで「ハイパフォーマンスサマーアカデミー」が開催中。
午前は基礎練習、午後は実戦形式のゲームが中心ですが、ユニークなのは毎日の終わりに行われる“綱引き大会”。
負けたチームから1人が指名され、フォート内のビーチで“ドボン”と水に落とされるお約束の罰ゲーム。
先日、アクセル・モーガン選手(19歳)はまさかの水没で大笑い。
「次は絶対勝つ!」とリベンジに燃えています。
秋のAPPアカデミーも開幕間近
さらに8月18日からは、秋のAPPアカデミーがスタート。
戦術理解やフィジカル強化、メンタルトレーニングまで網羅されたプログラムは、若手選手にとって“夢への最短ルート”です。
ここから新たなスター候補がどんどん誕生する予感しかしません。
次世代スターたちの未来に期待
若手選手たちは、今まさにトッププレーヤーへと成長する過程にいます。
そのひたむきな姿は、ピックルボール界の未来が明るいことを証明しています。
次はどんな新星が現れるのか…その瞬間を見逃すわけにはいきませんね!
まとめ
APPの若手育成プログラムは、競技力だけでなく、選手のメンタルや人間性も磨き上げる貴重な場です。
ここから未来のピックルボール界を変えるスターが生まれるのは間違いなし。
これからも彼らの挑戦から目が離せません!