2025年APPサクラメントオープンが開催され、世界トップクラスのピックルボールプレイヤーたちが集結！
5日間にわたり、熱い戦いが繰り広げられました。
特にボビー・オシロとウィル・ハウエルズの活躍が目立ち、観客を大いに魅了しました。
本記事では、各部門の試合結果を詳しく紹介しながら、注目のプレーや選手のコメントをお届けします！
男子プロシングルスの結果
男子プロシングルス決勝は、圧倒的な強さを誇るクリス・ヘイワースと、新星マリアノ・イェの対戦。
ヘイワースはこれまでAPPツアーで数々のタイトルを獲得してきた実力者で、今回もその実力を発揮しました。
試合序盤からヘイワースがペースを握り、15-9で第1ゲームを奪取。
しかし、第2ゲームではイェが果敢に攻め込み、一時リードを奪う場面も。
しかし、冷静な試合運びでヘイワースが15-11で押し切り、通算10度目の金メダルを獲得しました。
「決勝戦には慣れているので、プレッシャーを感じることなくプレーできたよ。
試合の序盤で主導権を握ることを意識した」とヘイワース。
彼の経験と試合運びの巧さが際立った試合でした。
女子プロシングルスの結果
女子プロシングルス決勝では、ソフィア・ソーイングが今季の勢いそのままに、決勝の舞台で輝きを放ちました。
対戦相手は、初の決勝進出を果たしたマダリナ・グリゴリウ。
ソーイングは試合開始から積極的に攻め、15-9で第1ゲームを先取。
しかし、第2ゲームではグリゴリウが粘りを見せ、接戦に持ち込みます。
両者譲らない展開の中、最後はソーイングが的確なショットで16-14と競り勝ち、2大会連続で金メダルを手にしました。
「相手のプレースタイルを観察し、弱点を突くことが重要だった。
特にシングルスではコートを広く使う戦術がカギになる」とソーイングは試合を振り返りました。
ミックスプロダブルスの結果
ミックスプロダブルス決勝は、ウィル・ハウエルズ＆ボビー・オシロのコンビが、2024年大会準優勝のパトリック・カウカ＆ダリア・ワルチャクと激突。
第1ゲームは、ハウエルズ＆オシロが息の合ったプレーで11-7とリード。
カウカ＆ワルチャクも反撃し、第2ゲームを11-4で奪取。
最終ゲームは一進一退の展開でしたが、最後はハウエルズ＆オシロが11-7で勝利し、今季初の金メダルを手にしました。
「ゲームの合間にしっかり話し合い、プレーの修正をしたことが勝因だった。
風も強かったので、足の動きを意識した」とオシロ。
コンディションに応じた適応力の高さが光りました。
男子プロダブルスの結果
男子プロダブルス決勝では、ウィル・ハウエルズ＆ジャック・マンローが、エリック・ランゲ＆マックス・マンソウと対戦。
この両ペアは過去2大会でも決勝で対戦しており、今回が3度目の激突となりました。
第1ゲームはハウエルズ＆マンローが11-6で先取。
しかし、第2ゲームではマンソウ＆ランゲが粘りを見せ、11-8で奪取。
最終ゲームでは、7-7の緊迫した展開からハウエルズ＆マンローが4ポイント連取し、11-7で勝利！
「お互いを信頼し、役割をしっかり果たすことが重要だった」とハウエルズ。
ダブルスの醍醐味であるペアの連携が際立った試合でした。
女子プロダブルスの結果
女子プロダブルス決勝では、スザンナ・バー＆ボビー・オシロと、ジル・ブレイバーマン＆メーガン・ファッジが対決。
第1ゲームはバー＆オシロが11-4で圧倒。
しかし、第2ゲームではブレイバーマン＆ファッジが11-2と逆襲し、試合は最終ゲームへ。
最後のゲームでは、8-7の接戦からバー＆オシロが4ポイント連取し、11-8で勝利！
「試合前から自分たちのスタイルを貫くことを決めていた。それがうまく機能した」とオシロ。
戦略の明確さが勝利につながりました。
まとめ
2025年APPサクラメントオープンは、レベルの高い試合が続き、多くの熱戦が繰り広げられました。
特に、ボビー・オシロとウィル・ハウエルズがダブルゴールドを獲得するなど、大会のハイライトとなる活躍を見せました。
ピックルボールは、初心者からトップ選手まで楽しめるスポーツ。
試合を観るだけでなく、実際にプレーするとその奥深さがわかります。
次回の大会も、どんなドラマが生まれるのか楽しみですね！
