プロピックルボールの試合で、選手の使用したパドルが規定を超える反発力を持っていたことが発覚!
公平な競技環境を守るために、ルール変更が検討されています。
いったい何が起こったのか?詳しく解説していきます!
試合中に起こったパドル問題とは?
2025年2月に行われたプロのピックルボール大会「Carvana PPA メサカップ」で、ラウンド64のミックスダブルス戦中に「パドル違反疑惑」が浮上しました。
試合はリズ・トゥルラック&エリック・ロディ組 vs. トラヴィス・レッテンマイヤー&アリース・ジョーンズ組。
試合序盤からトゥルラックのショットがやけに強烈で、レッテンマイヤーは「これ、普通のパドルじゃないかも?」と違和感を抱きました。
特に、トゥルラックのパドルは「デラミネート(※表面が剥離し、通常よりも強い反発力を持つ状態)」している可能性があるとされ、試合途中に公式チャレンジが行われることに。
これはプロレベルで導入された新ルールによる初のチャレンジであり、注目を集めました。
パドル違反の検査方法とその結果
試合後、問題となったパドルはUPA-A(United Pickleball Association of America)の手によって検査に回されました。
通常、プロの試合ではラウンド32以降にならないとパドルの公式検査は行われません。
しかし、今回は特例としてトゥルラックのパドルがフロリダ州の「Pickle Pro Labs」に送られ、徹底的な分析が実施されました。
そして、約1週間後に検査結果が発表されました。
結果:「トゥルラックのパドルは規定を超える反発力を持っていた」
つまり、通常のパドルよりもボールが強く弾かれる仕様になっていたということ。
これは明らかに競技の公平性を損なうものとして、大きな問題になりました。
違反が確認された選手へのペナルティ
この違反により、トゥルラックには以下のペナルティが科されました。
- 罰金2,500ドル(約37万円)
- 試合のポイント没収
さらに、もしこのチャレンジが失敗していた場合、レッテンマイヤーには 1,000ドルの罰金 が科される可能性がありました。
つまり、チャレンジ制度は「濡れ衣を着せる」ことを防ぐために、挑戦者側にもリスクがある仕組みになっています。
今回の件ではレッテンマイヤーの主張が正しかったわけですが、彼はこの試合に敗退しており、「勝ったチームが違反だったのに、負けた俺たちは何も得られないの?」という問題も浮上しました。
パドル検査ルールの変更案
この一件を受けて、プロの試合でのパドル検査ルールの見直しが急務とされています。
現在のルールでは ラウンド32以降でしかパドル検査を行わない ことになっています。
しかし、今回のように ラウンド64の試合でも違反パドルが発覚した以上、全試合での検査が必要では? という声が上がっています。
そこで、 「すべてのプロの試合でパドル検査を義務化する」 という新ルールの導入が検討されているとのこと。
これが正式に決まれば、今後の試合の公平性がより厳しく保たれることになります。
選手たちの反応は?
検査結果が発表されると、選手たちの間でも賛否が分かれました。
レッテンマイヤーは、「ルールを変更して、すべての選手が公平な環境でプレーできるようにするべきだ!」と強く主張。
違反パドルの使用は「意図的なズル」であり、厳しい罰則が必要だと考えています。
一方で、トゥルラック選手やその関係者はSNSなどでも沈黙を貫いており、「本当に意図的に違反したのか?」については議論が続いています。
今後のピックルボールはどうなる?
今回のパドル問題によって、ピックルボール界では「ルールの厳格化」が進むと予想されています。
特に検討されているのが、
- 試合前のパドル検査を全試合で実施
- 違反が発覚した場合のペナルティ強化
といった変更です。
スポーツの公平性を守るため、こうした取り組みは重要。
しかし、選手側にとっては「パドルのチェックが厳しすぎる」と感じる場面も出てくるかもしれません。
今後、どんなルールが確定するのか?引き続き注目です!
まとめ
今回のピックルボールの試合で起こった「パドル違反問題」。
- 試合中にパドルの反発力が問題視され、公式チャレンジが発動
- 検査の結果、パドルが規定を超える性能を持っていたことが判明
- 違反選手には罰金とポイント没収のペナルティ
- これを受けて、すべての試合でのパドル検査が検討されている
ピックルボールは今、より公平な競技へと進化しようとしています。
今後のルール変更に注目しましょう!