リモートで上達!? ピックルボールのトレーニング術と技術のコツ

コラム

ピックルボールは、楽しさと上達の両方を味わえる新感覚スポーツ!

特に「リモートコーチング」を使えば、時間や場所に縛られずスキルアップが可能です。

今回は、元プロスイマーのトーマス・リースが実際に試したトレーニング方法と、上達のコツを詳しく解説します!

リモートコーチングとは?プロの技術をあなたの手元に

リモートコーチングは、スマホで撮った自分のプレイ動画をコーチに送り、フィードバックを受ける新しいトレーニング法。

忙しくても、専門家からアドバイスを受けられるのが魅力です。

例えば、トーマスはニューヨークのソーホー公園で、自分が壁打ちしている動画を撮影しました。

それをリモート対応の3人のコーチに送りました。

すると、「パドルの持ち方」「足の位置」「ショットのタイミング」など、細かい改善点を教えてもらい、短期間で大きくスキルアップしました。

ポイント

  • 動画を撮影するだけでOK。
  • フィードバックは自分のスケジュールに合わせて受け取れる。
  • 普段会えないトップコーチからアドバイスを得られる。

技術向上の第一歩は準備姿勢!正しい構え方をマスターしよう

コーチのエリック・ウォルドは、ピックルボールの基礎として「準備姿勢(※次のショットに備えてパドルを構えること)」の重要性を強調しています。

初心者がよくやるミスは、パドルを腰の後ろに持っていってしまうこと。

これでは反応が遅れてしまいます。

エリックのアドバイスでは、常にパドルを胸の高さに保ち、身体の正面に構えることが大切です。

また、ネット付近の「キッチンライン」に立つ際は、足をしっかり揃え、胸をネットに向けることでバランスと準備が向上します。

練習法

  • 壁打ちで、ショット後すぐにパドルを胸の高さに戻す動作を繰り返す。
  • 鏡を使って構えのフォームを確認する。

ショットの精度UP!接触ポイントを前方に意識しよう

ショットのコントロールとパワーを向上させるには、ボールを身体の前で打つことが重要です。

トーマスも当初、ボールを後ろで打つクセがありましたが、前方で捉える意識を持つことでショットの精度が劇的に改善しました。

コーチの指導では、ショットの際に一歩前に踏み出す動作がカギとなります。

ボールに対して前進することで、力強いショットが打てるだけでなく、次の動作にもスムーズに移行できるのです。

練習法

  • ボールを壁に向かって打つ際、一歩前に踏み出す動きを繰り返す。
  • 軽いダンベルを持ってスイング動作を練習し、フォームを意識する。

キッチンラインは守るべし!攻守の鍵を握るポジショニング

キッチンライン(※ネット近くのノンボレーゾーン)は、ゲームの攻防を決める重要なエリアです。

初心者は相手のショットに押されて後ろに下がりがちですが、これでは試合の主導権を握れません。

コーチのマーク・リヴィングストンは、「リセットショット(※相手にゆっくり返すショット)」や「ボレー(※空中でボールを打つこと)」を使うことで、キッチンラインを守るべきだとアドバイスしています。

これにより、相手の反応時間を短縮し、有利な展開に持ち込めるのです。

練習法

  • キッチンラインに立った状態でリセットショットを反復練習する。
  • 動画を撮影し、自分が後ろに下がっていないか確認する。

安定感を高める秘訣!肘と足の動きを最適化しよう

コーチのデイビッド・デュトリエユルは、トーマスの「肘の位置」と「足の動き」に注目しました。

肘を体に近づけすぎると、ボールに届く範囲が狭くなり、安定したショットが打てなくなります。

また、足を頻繁に動かしすぎると、フォームが崩れる原因に。

デイビッドのアドバイスで、トーマスは肘を少し体から離すように改善。

また、ボレーの際には足を動かさず、上半身だけでショットを打つ練習を行いました。

その結果、反応速度と安定感が飛躍的に向上しました。

練習法

  • 壁打ちで肘を伸ばし、リーチを広げる感覚を掴む。
  • 足を固定し、上半身だけで動作する練習を行う。

まとめ:ピックルボールの楽しさと奥深さを体験しよう

ピックルボールは、誰でも気軽に始められる一方で、技術を磨けば磨くほど奥深さを感じられるスポーツです。

今回紹介した「準備姿勢」「接触ポイント」「キッチンラインの守り方」を取り入れれば、初心者でもすぐにレベルアップできるはずです!

リモートコーチングを活用しながら、自分だけの上達法を見つけてみてください。

次の週末、ピックルボールコートで新しい挑戦を始めてみませんか?

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