12月8日、カリフォルニア州サン・クレメンテで開催されたピックルボールの一大イベント、CIBC PPAツアーファイナル。
世界トップクラスの選手たちが集まり、激しい戦いが繰り広げられました。注目の試合結果や、選手たちの華麗なプレーを具体的に振り返ります!
混合ダブルス決勝:ウォーターズ&ジョンズの完璧な連携
混合ダブルスの決勝では、アナ・リー・ウォーターズ選手とベン・ジョンズ選手が圧倒的な強さを見せ、キャサリン・パレントー選手とクリスチャン・アルション選手を11-3、 11-3、 8-11、 11-1で下しました。
ウォーターズ選手にとっては、今年10回目の「トリプルクラウン」達成となり、ピックルボール界の歴史に新たな名を刻みました。
この試合では、2人の連携が光り、特にラリー中のスピードアップで80%という高い成功率を記録しました。
最長ラリーは34ショットに及び、観客を魅了するプレーの連続でした。
男子ダブルス決勝:パトリキン&スタクスルードの鉄壁ペア
男子ダブルスでは、ヘイデン・パトリキン選手とフェデリコ・スタクスルード選手が、JW・ジョンソン選手とゲイブ・タルディオ選手を11-6、 11-1、 11-7で完勝しました。
この2人のペアは、今年3回目の優勝を果たし、鉄壁のディフェンスとエラーを最小限に抑えたプレーで他を圧倒しました。
特にサーブやリターン、サードショットのエラー数がわずか10回と安定感抜群。
35ショットの最長ラリーでは、両チームが一歩も引かない激しい攻防を見せました。
女子ダブルス決勝:ウォーターズ&パレントーの逆転劇
女子ダブルスでは、キャサリン・パレントー選手とアナ・リー・ウォーターズ選手が、アナ・ブライト選手とレイチェル・ロラバッハー選手を6-11、 11-5、 11-5、 12-10で破り、逆転勝利を収めました。
この試合の最大の見どころは、ウォーターズ&パレントー選手の粘り強さ。
サーブやリターンでエラーゼロという完璧なプレーを見せ、最後まで集中力を切らさない姿勢が勝因となりました。
最長ラリーは驚異の45ショットで、観客席から大きな歓声が上がりました。
男子シングルス決勝:ジョンソンの正確無比なプレー
男子シングルス決勝では、ハンター・ジョンソン選手がコナー・ガーネット選手を11-6、 12-10で下しました。
今年3つ目のタイトルを獲得し、勢いに乗るジョンソン選手。
試合では、ジョンソン選手がクリーンウィナーを15本記録し、サーブやリターンのエラー数も相手を上回る正確さを発揮しました。
14ショットの最長ラリーでは、冷静に相手のミスを誘う戦術が光り、安定感あるプレーで観客を魅了しました。
女子シングルス決勝:ウォーターズの無敗記録継続
女子シングルスの決勝では、アナ・リー・ウォーターズ選手がパリス・トッド選手を11-9、 11-4で圧倒。
この試合でウォーターズ選手は、決勝での連勝記録を33に伸ばしました。
試合は第2ゲームでのウォーターズ選手の圧巻のプレーが印象的。
4-4の場面から7ポイントを連取し、相手に一切反撃のチャンスを与えませんでした。
14ショットの最長ラリーでは、スピードと正確さのバランスが取れたプレーが際立っていました。
まとめ
CIBC PPAツアーファイナルは、ピックルボールのエキサイティングな試合が目白押しでした!
特にアナ・リー・ウォーターズ選手の記録更新は、スポーツ界全体でも注目されるべき成果です。
これからのピックルボール界の発展がますます楽しみになりますね!