アメリカ発の大人気スポーツ、ピックルボール。
今回、USAピックルボールがその普及を目指して新しい助成プログラム「Grow the Game」を発表しました。
地域や学校でピックルボールを広めたいと考えている人にとって、見逃せない内容ですよ!
この記事では、その詳細をわかりやすく、具体的にご紹介します。
「Grow the Game」助成プログラムの目的
「Grow the Game」助成プログラムは、ピックルボールを地域や学校で広めるために作られた支援制度です。
このプログラムを通じて、初心者や子どもたちがピックルボールを楽しむために必要な道具を提供し、気軽に始められる環境を整えることを目的としています。
例えば、学校の体育の授業や地域のイベントでピックルボールを取り入れることで、これまでピックルボールに触れたことがない人にもその魅力を伝えることが可能です。
さらに、コミュニティの活性化や住民同士のつながりづくりにも貢献します。
「誰でも簡単に楽しめるスポーツ」というピックルボールの魅力を、もっと多くの人に知ってもらうのがこの助成プログラムの狙いです。
提供される装備バンドル
この助成プログラムでは、ピックルボールのプレイに必要な道具を一式揃えた「装備バンドル」を提供しています。
装備内容は、団体や活動規模に応じて選べるのが特徴です。
提供される装備バンドル例
- Dinkバンドル:ラケット24本、ボール100個、ポータブルネット1台
- 小規模な学校や地域イベント向け。初心者にぴったりのセットです。
- Dropバンドル:ラケット48本、ボール100個、ポータブルネット2台
- もう少し大きな規模のグループや、定期的に活動するクラブに最適。
- Driveバンドル:ラケット72本、ボール200個、ポータブルネット3台
- 本格的なイベントや複数のチームを持つ団体向け。
- Campus Editionバンドル(大学向け):ラケット12本、ボール100個、ポータブルネット3台
- 大学や専門学校で使いやすいコンパクトなセット。
これらのバンドルを活用すれば、手軽にピックルボールを始められる環境が整います。
どれを選べばいいか迷ったら、活動規模や目的に合わせて最適なセットを選びましょう。
申請できる条件とは?
助成プログラムを利用するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
以下が主な条件です。
- 申請者が地域団体や学校の関係者であること。
- 例えば、スポーツクラブの運営者や学校の先生など。
- ピックルボールをプレイするための公共スペースが確保されていること。
- 地域の公園や学校の体育館などが該当します。
- 明確な装備不足があり、それを補うことでプログラムが実現する理由があること。
- 具体的には、「学校にラケットが足りない」「地域イベントでネットを用意できない」などの状況です。
申請の際には、これらの条件を満たしていることを証明する必要があります。
また、プログラムはアメリカ国内の団体を対象としていますが、同様の取り組みを日本でも検討するヒントになりそうですね。
助成プログラムのスケジュール
「Grow the Game」助成プログラムには、年間2回の申請期間があります。
それぞれのスケジュールを確認して、適切なタイミングで応募しましょう。
申請スケジュール
- 第1ラウンド:11月14日開始、12月12日締切。受賞者発表は翌年1月16日。
- 第2ラウンド:7月8日開始、8月5日締切。受賞者発表は9月9日。
申請には書類や必要事項の記入が必要なため、余裕をもって準備することをおすすめします。
タイミングを逃さないよう、計画的に進めましょう。
USAピックルボールの取り組み
USAピックルボールは、ピックルボールの普及と教育に向けてさまざまな取り組みを行っています。
具体的な活動内容を以下にまとめました。
USAピックルボールの主な活動
- 包括的なプレイの推進:性別や年齢を問わず、誰もが楽しめるスポーツ環境を提供。
- 若年層向けプログラム:学校の授業やクラブ活動を通じて、子どもたちにピックルボールを紹介。
- コート整備支援:地域で使えるピックルボールコートの設置や改修。
これらの取り組みにより、ピックルボールはアメリカ全土で急速に広まりつつあります。
日本でも、地域のつながりを深める新しいスポーツとして注目されるかもしれませんね。
まとめ
「Grow the Game」助成プログラムは、ピックルボールを地域や学校で広めたい人にとって非常に魅力的な支援制度です。
装備一式を提供することで、初心者でも簡単に始められる環境を整えられるのが特徴です。
ピックルボールを通じて、コミュニティのつながりを深めたり、新しい楽しみを見つけたりするチャンスです。
この助成プログラムを参考に、日本でもピックルボールの普及を目指してみてはいかがでしょうか?