ピックルボールを楽しんでいるみなさん、練習中に「サーブ」と「第3ショット」ばっかり気にしていませんか?
実は、その次の「第4ショット」が試合の流れを決める重要な一手なんです!
この記事では、第4ショットをどう磨き、活かすかを具体的に解説していきますよ。
第4ショットってどんなショット?
ピックルボールの第4ショットは、簡単に言うと「相手の第3ショットに返すボール」です。
基本的な流れをおさらいすると、こんな感じです:
- サーブ(第1ショット)
- リターン(第2ショット)
- 相手のショット(第3ショット)
- その返球が「第4ショット」
この第4ショット、侮るなかれ!
ここで相手の攻撃を無力化しつつ、自分たちのポジションを優位にするチャンスなんです。
例えば、相手がネット近く(キッチンライン)に進むのを防いだり、ミスを誘発させたりと、試合を大きく動かす一手になります。
第4ショットがなぜ試合を左右するのか?
ピックルボールで勝つには、いかに「キッチンライン」を制するかがカギです。
このラインで有利なポジションを取れるかどうかを決めるのが第4ショット!
具体的にはこんな理由で重要なんです。
1. 相手を後方に留められる
相手がキッチンラインに近づく前に、第4ショットを使ってコートの深い位置に返球することで、相手を後方に引き留めることができます。
これで攻撃のチャンスを減らし、ラリーを自分たちのペースに持ち込めます!
2. 強打を無効化できる
相手がスピードのあるドライブ(※低い弾道の速いショット)を打ってきても、しっかりコントロールした返球で流れを止められます。
足元を狙うことで、相手の次のショットを打ちにくくできるんです。
3. ラリーの流れを作る
第4ショットが良ければ、相手を不利なポジションに追い込み、こちらが主導権を握れます。
攻める体勢を整えるうえで、非常に重要なショットです。
第4ショットでやりがちなミスとその改善方法
第4ショットが重要なのは分かったけど、思わずミスしちゃう場面もありますよね。
ここでは、ありがちなミスとその対策を詳しく解説します。
ミス1: 強く打ちすぎてミスする
焦って力任せに打つと、ボールがアウトしたりネットに当たったりすることが多いです。
特に相手が速いショットを打ってきたときは、冷静にパワーを吸収しつつコントロールするのがポイントです。
対策:コントロール重視
相手の足元を狙うなど、力よりも正確さに集中しましょう。
強く打つ必要はありません!
ミス2: キッチンラインを簡単に譲る
相手の第3ショットが良いドロップ(※ゆるくネット近くに落ちるショット)だからといって、簡単にキッチンを譲ると相手に攻撃のチャンスを与えてしまいます。
対策:状況を見極める
膝や腰の高さにくるショットにはトップスピン(※ボールに順回転をかける技術)をかけて返球し、相手がミスしやすい足元を狙いましょう。
ミス3: 相手のショットを誤解する
ドロップなのかドライブなのかを判断ミスして、ポジションが崩れてしまうのはよくあることです。
対策:ポジションを調整
相手のショットに応じて一歩下がったり前に出たりして対応しましょう。
ラリーを続けるために一旦キッチンラインを譲る場合でも、次の動きに備える意識が大事です。
練習で第4ショットを磨こう!
第4ショットを実戦で活かすには、やっぱり練習が必須。
ここでは、効果的な3つの練習ドリルを紹介します。
1. ドライブ対応のブロック練習
相手の速いショットに慣れるための練習です。
- パートナーにベースラインから速いショットを打ってもらいます。
- 自分はそのショットを低く深い位置に返します。
ポイント: ラケットを前方に構え、力を吸収する感覚で返球しましょう。
2. 配置を意識した返球練習
正確なショットを狙う力を鍛えます。
- パートナーが第3ショットドロップを打ち、自分はコートの隅や相手の足元を狙います。
ポイント: パワーよりも正確さを重視し、ターゲットを意識することが重要です。
3. スマッシュ対応の練習
高いボールに素早く反応する力をつけます。
- パートナーに高い第3ショットを打ってもらい、スマッシュで決める練習をします。
ポイント: スマッシュはコントロール重視で打ち、相手に返球の余裕を与えないこと!
まとめ
第4ショットは、ピックルボールの試合を優位に進めるための隠れた必殺技。
これを極めれば、勝率がグッと上がること間違いなしです!
今回のポイントを意識して練習すれば、あなたのピックルボールスキルは確実にレベルアップしますよ!