プロピックルボール2024年の快進撃!観客動員・選手収入も記録更新

コラム

2024年、プロピックルボールが大きな成長を遂げました。

観客動員数が前年比40%増加し、選手たちは記録的な収入を得るなど、ますます注目を集めています。

この新時代を詳しく見ていきましょう!

2024年の注目選手とその活躍

今年のピックルボール界で最も注目されたのは、17歳のアナ・リー・ウォーターズ選手です。

彼女は女子シングルス、ダブルス、ミックスダブルスすべてで世界ランキング1位に輝きました。

さらに、MLP(メジャーリーグピックルボール)でMVPを受賞。

彼女のシーズン成績は43勝3敗と圧倒的で、チーム「ニュージャージー5s」の中心選手として活躍しました。

男子では、フェデリコ・スタクスルード選手が大きな話題に。

これまで無敵とされてきたベン・ジョンズ選手を抑え、男子シングルスでPPAツアー年間1位に輝く快挙を達成しました。

この結果、ピックルボール界に新たなスターが誕生しました。

観客動員数の急増とテレビ放送の記録

2024年、PPAツアーとMLPの大会には32万人以上が来場し、前年比40%増を記録しました。

初めてアマチュア登録収入を上回るチケット収入が発生したことも特筆すべき点です。

また、アマチュア大会には2万7千人以上が参加。

初心者から上級者まで、多くのプレイヤーがプロ大会を通じて競技に触れる機会を得ました。

テレビ放送でも大きな成果があり、FOXやCBS、ESPNなどの主要ネットワークで350時間以上の放送が行われました。

特に、PPAメサ・アリゾナカップの放送は50万人以上が視聴し、MLSカップの視聴者数を上回る結果となりました。

さらに、24時間配信の「Pickleballtv」では、年間視聴時間が10億分を突破。

ピックルボールの人気がいかに高まっているかが伺えます。

プロ選手の収入事情

2024年、PPAツアーとMLPに所属するプロ選手たちの収入は総額3,000万ドル(約40億円)を超えました。

この額はWNBAやプレミアラクロスリーグ、NBA Gリーグの収入を上回る水準です。

特に注目すべきは、男女平等の報酬システムです。

女性選手は平均26万ドル(約3,500万円)を稼ぎ、これはWNBA選手の最高給与額を上回ります。

プロ予選への登録者数も前年比で倍増しており、プロを目指す選手の増加が明らかです。

スポンサーシップと企業の投資動向

ピックルボールの魅力は企業にも広がっています。

2024年、PPAツアーとMLPのスポンサー収益は前年比50%増加し、50以上の企業が協賛しました。

たとえば、PPAツアーのタイトルスポンサーであるCarvanaは、「Road to the PPA Finals」というキャンペーンを実施。

優勝者にはサンクレメンテのPPAツアーファイナルへの旅行と車を贈呈するという大規模なプロモーションを展開しました。

これにより、観客とのつながりを深めると同時に、ピックルボール市場の成長性を証明しています。

ジュニアプレイヤー育成への取り組み

次世代のスター育成を目指し、ジュニアPPAツアーが2024年に設立されました。

対象は8歳から16歳の若手選手で、全国17大会に1,100人以上が参加しました。

この取り組みを通じて、未来のアナ・リー・ウォーターズ選手やベン・ジョンズ選手の誕生が期待されています。

また、子どもたちへの普及活動が進む中、全国で1,000万人以上の子どもがピックルボールを楽しむようになっています。

2025年への期待

2024年はプロピックルボールの歴史における転換点でした。

2025年もさらに多くの大会と新たな挑戦が予定されています。

すでにデイトナビーチでシーズンがスタートしており、今後もこの競技の人気は加速していくでしょう。

まとめ

2024年はプロピックルボールが飛躍的な成長を遂げた年でした。

選手たちの活躍、観客動員数の記録更新、スポンサーシップの増加、そして次世代の育成。

すべてが未来への可能性を示しています。

これからもピックルボールの魅力に注目し、成長を見守っていきましょう!

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