関節置換してもピックルボールに復帰できるってホント?

コラム

痛みを乗り越えて、またコートへ戻る人たちのリアルな声

人工関節の手術を受けたあと、スポーツに復帰できるかどうかは、多くの人にとって大きな不安要素。
でもピックルボールなら、半年で復帰する人が多数いるんです。


アメリカの医師チームによる本格調査で、その希望がはっきりと数字で証明されました!

ピックルボール復帰を願う声、多数!

カリフォルニア大学デービス校の整形外科医アダム・テイラー先生のもとには、人工関節手術を受けた患者さんからこんな声がよく届くそうです。

「先生、ピックルボール、いつまたできますか?」

これは、膝や股関節を人工関節に置き換える「関節置換術(※)」を受けた患者の、リアルな願い。


とくにピックルボールは、少ない負担で楽しめるラケットスポーツとして、アメリカで50代以上の間で爆発的に人気を集めています。

※関節置換術…痛んだ関節を人工の関節に入れ替える手術。

特に変形性関節症などの治療に行われます。

リサーチで見えた「意外なリアル」

「復帰したい気持ちがあるなら、ちゃんと調べてみよう!」
そう思い立ったテイラー医師らは、なんと7,200人の関節手術経験者にアンケートを送付。


そのうち1,284人(年齢51〜83歳、平均67歳)から回答を得ました。

結果はこうです:

  • 61.7%:ラケットスポーツ未経験
  • 13%:手術の2年以内にプレーしていた
  • 25.3%:2年以上前にプレー経験あり

直近でプレーしていた人の72%が復帰成功。


2年以上前の人も約30%が再開できています。


ちなみに続けなかった理由の1位は「興味がなくなった」でした。

中には「まぁ、どっちでもいいかな」という曖昧な回答も。

復帰できた人の共通点とは?

特に注目なのが、術前2年以内にプレーしていた人。

この人たちは、術後の身体機能スコアも高く、回復がスムーズ。


実際に多くの人が術後6ヶ月以内にコートに戻っているんです。

さらにすごいのが、「プレーのレベルが手術前と変わらない」と答えた人がほとんどだったこと。


つまり、しっかりリハビリして戻れば、“元通りに近い動き”が可能ということなんです!

手術後の運動、どこまでOK?

「人工関節を入れたら運動できない」って、まだまだ思われがち。


でも最近は手術技術やインプラント(※)の進化がすごくて、医師の間でもスポーツ復帰OK派が増加中。

※インプラント…体に埋め込む人工部品。ここでは人工関節のこと。

ただし、全てのスポーツがOKというわけではありません。


ランニングやバスケ、アメフトなど衝撃が大きいスポーツはNG寄り。


その点、ピックルボールは比較的“低衝撃”で関節に優しいから、推奨されやすいんです。

心にも体にも優しいピックルボール

テイラー医師は、「ピックルボール再開後の患者さんはすごく満足している」と語ります。


痛みがなくなり、また仲間と汗を流せるようになるって、心の回復にもめちゃくちゃ大事なんです。

例えるなら、新しい人工関節は“エンジンを載せ替えたクルマ”。


エンジンが新品なら、また走れるし、寿命も延びますよね。


それと同じように、今の医療なら人生の再スタートが可能なんです。

まとめ:好きなことを諦めないで!

・ピックルボールは、関節手術後も楽しめる数少ないスポーツ。
・半年ほどで復帰できた人が多く、スキルもほぼそのまま。
・現代の手術技術なら、安全性も高く安心して取り組める。
・「またやりたい!」という気持ちを、大切にしてほしい。

あなたの「好き」をもう一度始めるチャンス、ピックルボールならきっと叶います!

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