ピックルボール界のスター、ジョンズ兄弟がMLPコロンバスを途中で棄権。
理由はなんと「室内照明が合わない」という衝撃の展開に…。
チーム状況にも大きく影響が出ていて、ファンの間でも話題になっています。
ジョンズ兄弟が棄権を決断
ベン・ジョンズとコリン・ジョンズは、MLPコロンバスの途中で試合を棄権すると金曜に公式発表しました。
理由は、会場内の室内照明が目に合わず、パフォーマンスに大きな支障が出るため。
特にベンは過去に目を負傷しており、強い光の反射やボールの視認性に影響を受けやすい体質です。
試合は屋内施設「Pickle & Chill」で行われており、照明環境が彼のプレースタイルと相性が悪かったようです。
所属チームはすでに苦戦中
ジョンズ兄弟が所属する「カロライナ・ホッグス」は、すでにシーズン序盤から苦しい展開に。
木曜日にはフェニックス・フレームズに敗北し、金曜日にはアトランタ・バウンサーズにも敗れ、これで4連敗。
ベン&コリンという看板選手が抜けたことで、これ以上の黒星が続くリスクが一気に高まりました。
チームの士気にも影響が出ているようです。
代役選手に切り替えでペナルティ発生
チームは男子選手としてマルティン・エムリッヒとロス・ウィテカーを代役に立てる方針を発表。
ただし、新ルールにより、現地交代選手(※事前登録されていない当日選出の選手)を使うと、試合開始時点で0-1のビハインドからスタートするペナルティが科せられます。
つまり、勝つには相手より最低2ゲーム多く取る必要があり、実質的にハンデ戦となってしまいます。
控え選手も不在でチームに試練
さらに苦しいのは、控え選手の不在。カロライナのサブメンバーであるケイトリン・クリスチャンとブランドン・フレンチはチームに帯同しておらず、急な穴埋めができない状況に。
加えて、主力のリズ・トゥルラックも週末の試合には出場できず、代わりに現地待機のゾーイ・ワイルが出場することに。
急造メンバーでの戦いとなり、連携面の不安も高まっています。
ベン・ジョンズの照明への苦手意識とは?
ベン・ジョンズは、過去に目を負傷しており、室内照明の強さや反射により、ボールの動きを追うのが困難になるという弱点を抱えています。
特にピックルボールは速いラリーが魅力の競技で、小さなプラスチック製のボール(※ウィッフルボールに近い)を見失うと、致命的なミスに直結します。
今回の「Pickle & Chill」は屋内型の施設で、彼にとっては過酷な条件だったようです。
今後の注目ポイントは?
今大会はまだ終盤を迎えておらず、ジョンズ兄弟の離脱がリーグ全体にどんな影響を与えるかは未知数です。
代役のエムリッヒ&ウィテカーのペアがどこまで食い下がれるか、急造メンバーでどこまで踏ん張れるか…。
また、MLPとしても選手の安全性やプレー環境の整備をどう進めるかが今後の課題として浮き彫りになっています。
まとめ
スター選手の離脱は、チームにも大会にも大きなインパクトを与えました。
ベン・ジョンズのようなトッププレイヤーでも環境によって力を発揮できないことがあるのは、意外と知られていない事実です。
照明という“見えない敵”が、今大会の展開を大きく左右しそうです。
代役たちの奮闘と、リーグの今後の対応にも注目が集まります。