MLP2026 Week4終了時点で、New Jersey 5sが12連勝の勢いでランキング首位に浮上しました。
上位争いの構図から、主力欠場で苦しむチーム、中位・下位のプレーオフ争いまで、今の勢力図をわかりやすく整理します。
New Jersey 5sが12連勝で首位に浮上
New Jersey 5sは、シーズン序盤こそ4位スタートと少し出遅れましたが、そこから一気にギアを上げました。
直近2大会では12勝0敗と負けなし。
MLP AustinでもColumbus Slidersを3-1で下し、今季2つ目の大会タイトルを獲得しています。
特に注目したいのは、チーム全体のバランスです。
男子ダブルスはWill Howells/Noe Khlifのペアが9勝8敗とやや不安定ですが、それを女子ダブルスとミックスダブルスがしっかりカバーしています。
Anna Leigh Waters/Jorja Johnsonの女子ペアは17勝0敗。
これはかなり圧倒的な数字です。
さらにKhlif/Watersは15勝2敗、Howells/Johnsonも11勝5敗と、男女ペアで戦うミックスダブルスでも安定感が出ています。
ミックスダブルスとは、男性1人・女性1人でペアを組んで戦うダブルスのことです。
MLPではこのミックスダブルスの勝敗がチーム全体の流れを大きく左右します。
つまりNew Jerseyは、どこか1組だけが強いチームではありません。
少し弱い部分があっても、他の組み合わせで勝ち切れる総合力があります。
注目ポイントは以下です。
- 直近2大会で12勝0敗
- MLP Austinで今季2つ目の優勝
- 女子ダブルスが17勝0敗
- ミックスダブルスの勝率が大きく向上
- St. Louisとの直接対決でも勝利経験あり
Week 4時点で首位に立ったのは、勢いだけではなく、チームとしての完成度が上がっているからです。
St. LouisとLos Angelesも優勝候補として健在
New Jerseyが首位に立ったとはいえ、St. Louis ShockとLos Angeles Mad Dropsもまだまだ優勝候補です。
上位3チームの差はそこまで大きくなく、直接対決の結果次第でランキングはすぐに入れ替わる可能性があります。
St. Louis Shockは14勝2敗。
序盤の2大会では少し期待ほどの強さを見せきれませんでしたが、Week 3の地元大会で一気に調子を上げました。
敗戦はLos AngelesとNew Jerseyだけなので、負けた相手のレベルを考えれば評価を落とす必要はありません。
Los Angeles Mad Dropsは11勝1敗。
今週は試合がありませんでしたが、前回大会でSt. Louisに大差で敗れたため、ランキングは1位から3位に下がりました。
ただし、Ben JohnsやCatherine Parenteauといったトップ選手を抱えており、ロースターの豪華さはリーグ屈指です。
ロースターとは、チームに所属する選手一覧のことです。
MLPでは個人の強さだけでなく、男子ダブルス、女子ダブルス、ミックスダブルスをどう組むかも重要になります。
上位3チームをざっくり見ると、こんなイメージです。
- New Jersey 5s:現在の勢いと完成度がトップ
- St. Louis Shock:調子を上げてきた安定型の強豪
- Los Angeles Mad Drops:スター選手がそろう爆発力型
この3チームは、どこが優勝しても不思議ではありません。
今後の直接対決では、通常のダブルスだけでなく、接戦になったときのドリームブレーカーの強さも大きなポイントになります。
ドリームブレーカーとは、チーム戦で勝敗が並んだときに行う決着戦のことです。
最後の最後に勝ち切るメンタルと組み合わせの強さが問われます。
ColumbusとBrooklynは上位争いのダークホース
Columbus SlidersとBrooklyn Pickleball Teamは、トップ3のすぐ後ろにつける注目チームです。
どちらも優勝候補に食い込む力はありますが、現時点ではまだ評価が少し難しい位置にいます。
Columbusは12勝4敗。
MLP Austinでは主力のParris Toddをケガで欠きながらも、決勝まで勝ち上がりました。
決勝ではNew Jerseyに1-3で敗れたものの、主力不在で2位に入ったことはかなり評価できます。
さらに、Columbusはこの大会で18ポイントを獲得しました。
MLPでは勝敗だけでなく、順位ポイントの積み上げもプレーオフ争いに大きく関わります。
主力を欠いた状態でしっかりポイントを持ち帰れたのは、かなり大きな収穫です。
一方のBrooklynは5勝1敗。今週は試合がありませんでした。
戦績だけを見るとかなり良いですが、Riley Newmanが最初の大会で足を負傷し、6試合中5試合を欠場しているため、本来の強さがまだ見え切っていません。
この2チームの見どころは以下です。
- Columbusは主力復帰後にさらに上位を狙える
- Brooklynはフルメンバー時の実力がまだ未知数
- どちらもプレーオフで上位を食う可能性がある
- トップ3との差を縮めるには、強豪相手の勝利が必要
Columbusはすでに結果で存在感を見せています。
Brooklynはまだ“伸びしろ込み”の評価です。
どちらも、シーズン後半でかなり怖いチームになりそうです。
Dallas Flashは主力欠場で痛すぎる失速
Dallas Flashにとって、Week 4のMLP Austinはかなり厳しい大会になりました。
結果は1勝4敗。しかも順位ポイントを獲得できず、プレーオフシードに大きく響く可能性があります。
プレーオフシードとは、プレーオフでの組み合わせや有利不利に関わる順位のことです。
シーズン中にポイントを積み上げておくほど、プレーオフで良い条件を得やすくなります。
Dallasが失速した最大の理由は、Tyra Blackの欠場です。
Tyra Blackは女子トップ5級の実力を持つ選手で、彼女がいるかいないかでDallasの戦力はまったく変わります。
今回のDallasは、チームの柱を1本失った状態で戦っていたと言ってもいいです。
それでも、New Jersey相手にはドリームブレーカーで22-20まで粘りました。
これは、Dallasが完全に崩れたわけではない証拠です。
主力不在でも首位チームをあと一歩まで追い詰めたのは、チームの地力があるからです。
ただし、結果だけを見るとかなり痛いです。
- MLP Austinは1勝4敗
- 獲得ポイントは0
- 唯一の勝利は下位寄りのBay Area戦
- Tyra Black不在でチーム力が大きく低下
- プレーオフ争いに影響する可能性あり
今後のDallasは、Tyra Blackの復帰後にどこまで本来の姿を取り戻せるかがカギです。
健康な状態で戦えれば、まだ上位チームに食い込む力はあります。
Texas・Palm Beach・Las Vegasが中位争いの中心
中位争いで注目したいのが、Texas Ranchers、Palm Beach Royals、Las Vegas Night Owls、Utah Black Diamondsあたりです。
このゾーンは、プレーオフに行けるかどうかの境目になりそうで、かなり面白いポジションです。
TexasはMLP Austin前に大きな動きを見せました。
Dylan Frazierと金銭をMiamiへ出し、Nico Acevedoを獲得。
Acevedoは加入直後から男子ダブルスで4勝2敗、ミックスダブルスでも4勝2敗と好スタートを切りました。
ただし、Texasの評価はまだ慎重に見る必要があります。
勝った相手には主力欠場チームや下位チームも多く、本当の実力は強豪との連戦で見えてきます。
Palm Beachは6勝4敗。
派手さはありませんが、安定感のあるチームです。
ただし「強い!」と言い切るほどのインパクトもまだありません。
今後、TexasやSt. Louis、Orlandoなどとの対戦で真価が見えてきます。
Las Vegasは5勝6敗ながら、合計18ポイントを獲得してプレーオフ争いに残っています。
上位チームには0勝5敗ですが、下位チームには5勝1敗。
つまり、勝てる相手にはしっかり勝つタイプです。
中位チームがプレーオフへ進むために大事なのは以下です。
- 下位チーム相手に取りこぼさない
- 上位チームから最低1勝を奪う
- 主力選手のコンディションを保つ
- ドリームブレーカーで勝ち切る
- 大会ごとにポイントを確実に積む
この中位争いは、シーズン終盤までかなりもつれそうです。
1大会の結果だけで一気に順位が変わるので、ここからの戦いはかなり見逃せません。
下位チームはプレーオフへ向けて巻き返し必須
下位チームでは、Phoenix Flames、Miami Pickleball Club、California Black Bears、Bay Area Breakers、Florida Smash、Carolina Hogsが苦しい位置にいます。
ただし、同じ下位でもチームごとに事情は違います。
Phoenixは1勝8敗ですが、序盤の対戦相手がかなり厳しかったチームです。
負けた相手はDallas、Orlando、New Jersey、Columbus、Los Angeles、Brooklynなど、プレーオフ候補が多め。成績だけで「弱い」と判断するのは少し早いです。
Miamiは4勝6敗。Dylan Frazierがデビューしましたが、Yuta Funemizuが不在だったため、本来の形はまだ見えていません。
Austinでは10ポイントを獲得しましたが、勝利した相手はCalifornia、Carolina、Bay Areaと下位寄りのチームでした。
CaliforniaはFloridaとCarolinaに勝って6ポイントを獲得しましたが、以前4-0で勝っていたMiamiに敗れたのがマイナス評価です。
Bay Areaも8ポイントを得たものの、勝利の内容はそこまで強く評価されていません。
Floridaは各大会で4ポイントずつ取っており、数字上はまだプレーオフの可能性があります。
ただし、勝利した相手が主力不在やケガ人を抱えたチームだったため、評価は慎重です。
Carolinaは1勝12敗で10連敗中。
かなり苦しい状況です。まずは連敗を止めて、チーム全体の空気を変えることが最優先になります。
下位チームに共通する課題は、接戦を勝ち切る力です。
1試合でも流れを変える勝利が出れば、チームの雰囲気は一気に変わる可能性があります。
まとめ
MLP2026 Week 4終了時点では、New Jersey 5sが12連勝の勢いで首位に立ちました。
女子ダブルスとミックスダブルスの安定感が抜群で、今のところ最も完成度の高いチームと言えます。
ただし、St. Louis ShockやLos Angeles Mad Dropsも優勝候補として十分に強く、上位争いはまだ決まったわけではありません。
中位ではTexas、Palm Beach、Las Vegas、Utahがプレーオフ圏内を狙い、Dallasは主力復帰後の巻き返しが大きな注目ポイントになります。
ここからのMLPは、直接対決、ケガ人の復帰、そしてドリームブレーカーでの勝負強さがランキングを大きく動かしていきそうです。





