株式会社ピックルボールワンは、大手インターネット調査会社の協力のもと、一般消費者3万人を対象とした日本初の大規模ピックルボール調査を実施しました。
本調査の結果、以下のことが明らかになりました。本記事では、調査結果の全貌と詳細データを解説します。
調査背景 ― なぜこの調査が必要だったのか
ピックルボールは、米国で競技人口4,830万人(SFIA, 2023年)を記録し、世界で最も急成長しているスポーツの1つです。日本でも近年プレイヤーが増加していますが、国内の競技人口や認知度を示す大規模な定量データはこれまで存在しませんでした。
施設開発、自治体との連携、スポンサー獲得など、ピックルボール産業の発展には信頼できるデータが不可欠です。
ピックルボールワンは「ピックルボール産業のEnablerになる」というビジョンのもと、業界全体の共通基盤となるデータを整備するため、本調査を実施しました。
推計競技人口は約33万人 ― 成長余地は桁違い
一般消費者3万人への調査から、性年代別にプレイヤー率を算出し、総務省統計局「人口推計」(2025年10月確定値(2026年3月19日公表))を乗じて積み上げた結果、日本のピックルボール競技人口は以下の通り推計されました。

▲ インフォグラフィック画像1: 競技人口33万人

▲ インフォグラフィック画像2: 潜在層プレイヤー1,189万人
推計結果
| 推計区分 | 推計人口 | 定義 |
| セル別積み上げ推計 | 約33万人 | 施設利用プレイヤーをベースに推計 |
| コア(週1回以上) | 約15万人 | 主推計のうち週1回以上 |
※ 性年代14セル別にプレイヤー率を算出し、総務省人口データを乗じて積み上げ推計しています(頻度を問わず、「現在プレーしている」と回答した全員が対象)。
プレー頻度別の推計人口
| プレー頻度 | 推計人口 |
| 週1回以上 | 約14.8万人 |
| 月2-3回 | 約10.5万人 |
| 月1回程度 | 約4.2万人 |
| 2-3ヶ月に1回 | 約2.6万人 |
| 半年に1回 | 約0.6万人 |
| 1年に1回 | 約0.5万人 |
| それ以下 | 約0.3万人 |
11スポーツとの比較
同じ調査で聴取した11スポーツの「現在プレーしている」割合は以下の通りです。

▲ インフォグラフィック画像3: 11スポーツ プレー率比較
| スポーツ | 現在プレー率 |
| ゴルフ | 5.63% |
| テニス | 2.69% |
| 野球 | 2.51% |
| サッカー | 2.38% |
| 卓球 | 2.26% |
| バドミントン | 2.07% |
| スケートボード | 0.91% |
| ディスクゴルフ | 0.68% |
| スカッシュ | 0.67% |
| ピックルボール | 0.64% |
| パデル | 0.50% |
※ 一般消費者3万人への調査。各スポーツについて「現在プレーしている」と回答した割合(ウェイトバック後)。
潜在プレイヤーは約1,189万人 ― 現在の約36倍
ピックルボールに興味を持つ潜在プレイヤーは、推計約1,189万人。現プレイヤー(約33万人)の約36倍の潜在需要が存在します。
認知率がわずか13.1%の段階でこれだけの潜在層がいることが、「成長余地は桁違い」と言える根拠です。
※ 一般消費者3万人にピックルボールへの興味度を聴取し、性年代別に母集団人口を乗じて推計。
テニスプレイヤーの72.5%がピックルボールに興味
テニスの現役プレイヤーに対し、ピックルボールへの興味関心を聴取したところ、72.5%が「興味あり」と回答しました。

▲ インフォグラフィック画像4: テニスプレイヤーの72.5%が興味
テニス経験別のピックルボール興味関心率
| テニス経験 | PBへの興味あり率 |
| テニス現役プレイヤー | 72.5% |
| テニス過去経験者 | 30.5% |
| テニス体験のみ | 26.1% |
| テニス未経験 | 12.6% |
また、テニス現役プレイヤーの72.5%がピックルボールに興味を示しているだけでなく、実際にプレー経験がある割合もテニス未経験者と比べて圧倒的に高く、「興味」が「行動」に直結しています。
テニスとピックルボールは「競合」ではなく「併用」
テニスとピックルボールは「競合」ではなく「併用」の関係にあります。プレイヤー調査では、テニスコートでピックルボールをプレーしている人が37.9%に上り、既存のテニス施設がピックルボールの体験機会として機能しています。
認知率わずか13.1% ― しかし「知れば知るほどハマる」
ピックルボールの認知率は13.1%で、11スポーツ中9位。10人中9人がピックルボールを知りません。

▲ インフォグラフィック画像5: 認知率わずか13.1%、だからこそ伸びしろ
11スポーツ認知率ランキング
| スポーツ | 認知率 |
| 野球 | 95.3% |
| サッカー | 95.0% |
| テニス | 94.5% |
| 卓球 | 94.3% |
| バドミントン | 94.2% |
| ゴルフ | 93.4% |
| スケートボード | 87.6% |
| スカッシュ | 67.4% |
| ディスクゴルフ | 19.1% |
| ピックルボール | 13.1% |
| パデル | 7.4% |
「知れば知るほど、やりたくなる」
しかし、認知の深さと興味関心の間には明確な相関が確認されました。

▲ インフォグラフィック画像6: 知れば知るほどハマる
| 認知レベル | プレーに興味あり率 |
| 内容まで知っている | 74.1% |
| 名前だけ聞いたことがある | 43.2% |
| 知らない | 16.9% |
性年代別の認知率
認知率を性年代別に見ると、若年層ほど認知率が高い傾向にあります。男性10代の30.3%が突出しています。

▲ インフォグラフィック画像7: 若年層の認知度が高い
| セル | 認知率 | 内容認知率 |
| 男性10代 | 30.3% | 9.8% |
| 男性20代 | 22.1% | 8.0% |
| 男性30代 | 19.3% | 5.2% |
| 男性40代 | 14.9% | 3.6% |
| 男性50代 | 9.9% | 1.6% |
| 男性60代 | 8.7% | 1.0% |
| 男性70代 | 7.9% | 0.9% |
| 女性10代 | 19.3% | 6.4% |
| 女性20代 | 15.8% | 4.1% |
| 女性30代 | 12.0% | 2.3% |
| 女性40代 | 10.4% | 2.1% |
| 女性50代 | 10.1% | 1.3% |
| 女性60代 | 8.0% | 0.9% |
| 女性70代 | 7.3% | 0.7% |
公共体育館がピックルボールの受け皿に ― プレー環境の現状
現在、プレイヤーの約半数(49.5%)が公共体育館でプレーしています。ピックルボールのコートサイズは13.4m×6.1mで、バドミントンコートとほぼ同じ。そのため既存の公共体育館で始めやすく、これが普及の入口として機能しています。一方で、公共体育館では他のスポーツとの予約競合が避けられず、プレー機会が限られます。専用コートでプレーしている人はまだ3割(30.1%)。専用環境が整えば、プレイヤーがいつでもプレーできる状態が生まれ、競技の定着と人口拡大が加速します。

▲ インフォグラフィック画像8: プレー環境の現状
プレー場所
| 場所 | 選択率(複数回答) |
| 公共体育館 | 49.5% |
| テニスコート | 37.9% |
| 専用コート | 30.1% |
| 商業施設イベント | 21.4% |
| 企業イベント | 15.5% |
始めたきっかけ
また、ピックルボールを始めたきっかけの第1位は「スポーツ施設」(35.0%)であり、施設での体験機会が競技人口の入口として最も機能しています。
| きっかけ | 選択率(複数回答) |
| スポーツ施設 | 35.0% |
| 友人・知人の紹介 | 33.0% |
| テレビ・メディア | 28.2% |
| SNS | 20.4% |
| 家族・親族の紹介 | 18.4% |
| 有名人のプレー | 17.5% |
| 会社等の付き合い | 16.5% |
| 商業施設イベント | 15.5% |
代表コメント

「ピックルボールは“まだ小さい市場”ではなく、“これから拡大する条件が既に揃っている市場”です。今回の調査により、日本における市場の成長構造が初めて定量的に明らかになりました。
ピックルボールに興味をもつ潜在プレイヤーの数(1,189万人)から感じられる高い需要に対して、弊社はピックルボール産業のEnablerになることをビジョンに、ピックルボール産業に貢献する取り組みを行います。」
株式会社ピックルボールワン 代表取締役 熊倉周作
調査概要・推計方法
調査概要
| 項目 | 内容 |
| 調査名 | 日本のピックルボール市場調査 2026 |
| 調査主体 | 株式会社ピックルボールワン |
| 調査協力 | 大手インターネット調査会社 |
| 調査手法 | インターネット調査 |
| 調査時期 | 2026年3月 |
| 【調査1】一般消費者調査 | |
| 対象 | 日本全国の15〜79歳男女 |
| 有効回収数 | n=30,000(性年代14セル割付) |
| 調査内容 | 11スポーツの認知度・プレー経験・頻度・PBへの興味関心 |
| 【調査2】プレイヤー調査 | |
| 対象 | 現在ピックルボールをプレーしている人 |
| 有効回収数 | n=103 |
| 調査内容 | 始めたきっかけ・プレー場所 |
推計方法
| 項目 | 内容 |
| 母集団 | 日本の15〜79歳人口 約5,204万人(総務省統計局「人口推計」2025年10月確定値(2026年3月19日公表)) |
| 手法 | 性年代14セル別にプレイヤー率を算出し、セル別人口を乗じて積み上げ |
| 補正 | 除外なし。「現在プレーしている」全員をセル別に積み上げ |
| ウェイトバック | サンプル構成比を実際の人口構成比に合わせて補正 |
データに関するお問い合わせ
本記事の内容を引用される際は、出典として「株式会社ピックルボールワン調べ」とご明記ください。
| 📥 詳細データのお問い合わせはこちら |
※ 調査会社との契約上、ローデータの公開は行っておりません
| 📥 pr@pickle-one.com |
会社概要
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社ピックルボールワン |
| 英語表記 | PICKLEBALL ONE Inc. |
| 代表取締役 | 熊倉周作 |
| 所在地 | 東京都千代田区内幸町1-5-2 内幸町平和ビルB1 |
| 設立 | 2023年7月 |
| 事業内容 | ピックルボール関連事業(コート運営、イベント企画・運営、メディア運営、ショップ運営) |
| ビジョン | ピックルボール産業のEnablerになる |
| URL | https://company.pickle-one.com/ |
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ピックルボールワン 広報担当
E-mail: pr@pickle-one.com























