ピックルボールをもっと上手くなりたいなら、ストレッチを習慣にしてみませんか?
柔軟性と可動域が広がることで、ケガも減ってプレーの質もアップ。
今回は、ピックルボールに効くストレッチの考え方や、続けるコツを紹介します!
ストレッチが注目される理由
最近ピックルボールを始めた人の中には、「サーブが上手くならない…」「あのボールに届かない…」と感じる人も多いと思います。
でも、それってテクニックだけの問題じゃないんです。
実は、体が動かしやすくなればなるほど、プレーの幅が広がるんですよね。
硬い体でがんばっても、動きが小さくなったり、無理してケガしたり。
だから今、ストレッチが見直されているんです。
「体づくりこそ、最高の上達法」。
これ、ホントです。
ストレッチで得られるメリット
たとえば、試合中に前に落ちるドロップショットを取ろうとして、前につんのめって転びそうになったことありませんか?
それ、ストレッチ不足が原因かも。
柔軟性があると、
- スッと一歩が出る
- 前後左右の動きに余裕が出る
- グラつかずにショットを打てるようになります。
そして、終わった後の疲れや、次の日の筋肉痛もぜんぜん違う!
ストレッチは、自分の「パフォーマンスの土台」をつくる作業。
派手じゃないけど、確実に差が出るんです。
特に柔軟にすべき体のパーツ
ピックルボールって、全身運動に見えて、特に負担がかかるのはこの3カ所。
①脚(太もも・ふくらはぎ)
→ 前後へのステップ、左右のカバー、素早い切り返し。
すべてに関わります。
②背中(腰〜肩甲骨)
→ ディンクのときに前傾したり、スマッシュで上半身をひねったり。
試合後に「なんか背中バキバキ…」ってなる人は要注意!
③体幹と股関節
→ 安定感の源。
ここが硬いとバランスを崩しやすく、フォームも不安定に。
つまり、「プレーに必要な動きは、ほとんどが柔軟性で支えられてる」と言ってもいいレベルなんです。
おすすめのアクティブストレッチ
ここでは、実際にやってみてほしいストレッチを紹介します。
※いきなり全部やらなくてOK!
1つずつで大丈夫。
1. ウォーキング・トー・スクープ
歩きながら、片足ずつつま先をタッチ。
太もも裏がぐーんと伸びます。
2. ランジ(前足に体重を乗せて沈む動き)
下半身の強化にもつながる一石二鳥なストレッチ。
3. 背骨のねじりストレッチ
立った状態や、椅子に座ったままでOK。
左右に腰からグルンとひねるだけ。
4. ヒップスイッチ
座った状態で両足を左右に倒す。
股関節の可動域が広がります。
これらは、テレビ見ながらでもできるレベル。
朝イチや夜のリラックスタイムに、ぜひ取り入れてみてください!
ストレッチは“いつ”やるべき?
「やば、もうすぐ集合時間だ!」ってときに、パパっと前屈だけして終わり…それでは意味がありません。
ベストは、
- 朝の支度前(1日をスッキリ始める)
- プレー前の準備時間(試合前ではなく練習の前)
この2回を5〜10分ずつが理想。
また、デスクワークやスマホ時間が長い人は、夜の寝る前や休憩時間にも軽めにやるとGOOD。
血流がよくなって、睡眠の質も上がります。
「すきま時間にちょっと伸ばす」。これだけで、体はどんどん変わっていきます。
続けるコツと心構え
ストレッチって、「やったほうがいいのは分かってるけど続かない…」って人が多いですよね。
でも大丈夫。
コツは「毎日じゃなくても、やめないこと」。
たとえばこんな感じで始めてみましょう。
- 朝の歯磨き中に足のストレッチ
- 寝る前に布団の上で背中をねじる
- 練習前の準備運動として2分だけランジ
毎日じゃなくても、週に4〜5回やればOK!
1回3分でも、1カ月後には驚くほど体が変わってるはずです。
「継続は才能」です。まずは1週間やってみませんか?
まとめ
ピックルボールで「もっと動ける自分」になりたいなら、ストレッチは最強の味方です。
技術練習と同じくらい、体を整えることが上達の近道になります。
柔らかい体はケガも減るし、なによりプレーが楽しくなる!
1日たった20分の小さな積み重ねが、未来の自分を変えてくれます。
さあ、今日からゆる〜く、でもしっかり。ストレッチ、はじめてみませんか?