2026年のMajor League Pickleballはいよいよ最終週へ。
New Jersey 5s、St. Louis Shock、Brooklyn Pickleball Team、Dallas Flashの4チームがニューヨークに集まり、最大3試合のシリーズで年間王者を争います。
2026 MLPプレーオフはいよいよ最終週
2026年のMajor League Pickleballシーズンは、8月28日から30日まで行われる準決勝と決勝でクライマックスを迎えます。
舞台はニューヨーク・マンハッタンのセントラルパーク内にある「CityPickle at Wollman Rink」です。
勝ち残っているのはNew Jersey 5s、St. Louis Shock、Brooklyn Pickleball Team、Dallas Flashの4チームだけです。
2026年シーズンは5月のダラス大会から始まり、各地でレギュラーシーズンを実施。
その後、8月7日から9日にダラス、8月14日から16日にニューポートビーチでプレーオフが行われました。
つまりFinalsは単独の大会ではなく、約3か月にわたるシーズンを勝ち抜いたチームだけがたどり着ける最終ステージです。
準決勝に残った4チームの勝ち上がりをチェック
準決勝へ進んだのは、第1シードのNew Jersey 5s、第2シードのSt. Louis Shock、そしてBrooklyn Pickleball Team、Dallas Flashです。
ニューポートビーチで行われた準々決勝では、New JerseyとSt. Louisが順当に勝ち上がる一方、BrooklynとDallasが上位勢を破って4強入りしました。
最終的にこの4チームだけが、2026年MLP王者になる可能性を残しています。
準決勝カードは次の2つです。
・New Jersey 5s vs Brooklyn Pickleball Team
・St. Louis Shock vs Dallas Flash
New Jersey対Brooklynは今季すでに対戦しており、6月28日のMLP New YorkではNew Jerseyが3対0で勝利しています。
一方、St. LouisとDallasは2026年シーズンでは直接対決がありません。
過去の結果があるカードと、今季初対戦のカード。準決勝はそれぞれ違ったおもしろさがあります。
New Jersey 5sがBrooklynを対戦相手に選択
今回の準決勝でかなりおもしろいのが、第1シードのNew Jersey 5sが自分たちで対戦相手を選んだことです。
New Jerseyには、Brooklyn Pickleball TeamとDallas Flashのどちらと準決勝を戦うかを選択する権利がありました。
その結果、New Jerseyが選んだのはBrooklynです。
これによって第2シードのSt. Louis ShockはDallas Flashと対戦することになりました。
New Jerseyは今季のBrooklyn戦を3対0で勝っているため、過去の対戦結果だけを見れば相性の良さを感じさせます。
ただし、Brooklynもプレーオフを勝ち抜いてここまで来たチームです。
しかもNew Jerseyが「自分たちから選んだ相手」だけに、もしBrooklynが勝てばかなりインパクトの大きなアップセット(※下位評価のチームが上位チームを破ること)になります。
対戦相手を選べるアドバンテージが、本当にNew Jerseyにとってプラスに働くのか。
ここは準決勝最大のストーリーの一つです。
準決勝は最大3試合、注目ペアにも注目
準決勝はベスト・オブ・スリー(※最大3試合を行い、先に2勝したチームがシリーズを制する方式)です。
New Jersey対Brooklyn、St. Louis対Dallasの両カードとも、金曜日と土曜日にシリーズが進められます。
第1戦と第2戦を同じチームが取れば2勝0敗で決着。1勝1敗になれば第3戦へ進みます。
さらに注目したいのが各チームのダブルスペアです。
New JerseyではAnna Leigh WatersとJorja Johnsonの女子ペアが今季高い勝率を記録。BrooklynではChristian AlshonとRiley Newman、St. LouisではAnna BrightとKate Fahey、Hayden PatriquinとGabe Tardioといった組み合わせが好成績を残してきました。
DallasもJW Johnsonを中心としたペアリングで勝負します。
ペアリング(※ダブルスで誰と誰を組ませるかという組み合わせ)が変われば、同じチームでも試合内容はかなり変わります。
個人ランキングを見るだけでは読めないのが、MLPのチーム戦のおもしろいところです。
決勝では2026年のMLP年間王者が決定
2つの準決勝シリーズを勝ち抜いたチームが、MLPチャンピオンを決める決勝へ進みます。
決勝もベスト・オブ・スリーで行われるため、先に2勝したチームが2026年の年間王者です。
ただし今回のFinalsでは、準決勝が何試合で決着するかによって、決勝第1戦のタイミングが変わります。
両準決勝が2勝0敗で早く決着した場合などは土曜日から決勝を開始できますが、準決勝が第3戦までもつれた場合は日曜日から決勝シリーズが始まるパターンもあります。
そのため、準決勝では「どちらが勝ったか」だけでなく「2勝0敗か、2勝1敗か」も重要になります。
最終日の8月30日はアメリカのCBSでも決勝の放送枠が設けられており、第2戦の結果次第では、その試合で2026年MLPチャンピオンが決まる可能性があります。
注目はチーム戦ならではの戦術と修正力
MLPプレーオフを見るときは、スター選手のスーパーショットだけでなく「シリーズの中で何を変えてきたか」に注目すると、かなりおもしろくなります。
たとえばNew JerseyとBrooklynは今季すでに対戦しています。
Brooklyn側からすれば、そのときの0対3という結果を踏まえ、どこを変えてくるのかがポイントです。
一方、St. LouisとDallasは2026年シーズン初対戦です。
事前の直接対決データがないぶん、第1戦で相手の特徴をつかみ、第2戦でどれだけ早く対応できるかが重要になります。
さらにシリーズが1勝1敗になれば、すべてが第3戦に集約されます。
「一番強い選手がいるチーム」ではなく、ペアリング、戦術、修正力、プレッシャーへの強さまで含めて最も完成度の高いチームが勝つのがMLP Finalsです。
一発勝負では見えにくいチームの実力差が、最大3試合を通してはっきりしてくるところにも注目です。
まとめ
2026年MLPプレーオフは、New Jersey 5s、St. Louis Shock、Brooklyn Pickleball Team、Dallas Flashの4チームによる最終決戦を迎えます。
第1シードのNew JerseyがBrooklynを準決勝の相手に選び、もう一方ではSt. LouisとDallasが今季初の直接対決で決勝進出を争います。
準決勝と決勝は最大3試合のシリーズ戦なので、初戦の勝敗だけでなく、その後の戦術変更やペアリング、修正力までが勝敗を左右します。
2026年シーズンの最後にニューヨークでMLPチャンピオンの座をつかむのはどのチームなのか、4強による総力戦に注目です。


