2026年のMajor League Pickleballを締めくくるMLP Finalsが、8月28日から30日までニューヨークで開催されます。
New Jersey 5s、St. Louis Shock、Brooklyn Pickleball Team、Dallas Flashの4強が、最大3試合のシリーズを勝ち抜きながら年間王者を争います。
2026 MLP Finalsはニューヨーク・セントラルパークで開催
2026年のMLPシーズン最終決戦「2026 DoorDash MLP Finals – New York City powered by Toray」は、8月28日から30日までの3日間、ニューヨークの「CityPickle at Wollman Rink」で開催されます。
会場となるWollman Rinkは、マンハッタンを代表する観光スポット、セントラルパークの南東側にある施設です。
ニューヨークの中心部が、2026年のMLP年間王者を決める舞台になります。
MLP(※Major League Pickleball)は、プロ選手がチーム単位で勝敗を争うリーグです。
2026年シーズンは5月22日のダラス大会からスタートし、コロンバス、セントルイス、オースティン、ニューヨーク、シカゴ、オーランドなど各地を転戦。
8月にはダラスとニューポートビーチでプレーオフが行われ、最後まで勝ち残った4チームがFinalsへ進みました。
つまり、この3日間だけで完結する大会ではありません。
約3か月にわたるシーズンの最後に待つ、本当の意味での「最終決戦」です。
準決勝に進んだ4チームと対戦カード
ニューヨークでのFinalsに進出したのは、次の4チームです。
・New Jersey 5s
・St. Louis Shock
・Brooklyn Pickleball Team
・Dallas Flash
準決勝では、次の2カードが組まれています。
・New Jersey 5s vs Brooklyn Pickleball Team
・St. Louis Shock vs Dallas Flash
この2シリーズの勝者が、MLPチャンピオンを決める決勝へ進みます。
注目したいのは、ニューヨークを本拠地とするBrooklyn Pickleball Teamと、隣接するニュージャージー州を拠点とするNew Jersey 5sが準決勝でぶつかること。
地理的にも近い2チームによるカードだけに、Finalsらしい盛り上がりが期待されます。
もう一方ではSt. Louis ShockとDallas Flashが対戦。
4チームのうち決勝へ進めるのは2チームだけです。
ベスト・オブ・スリーで決勝進出を争う
準決勝は1試合だけの一発勝負ではなく、ベスト・オブ・スリー(※最大3試合を行い、先に2勝したチームがシリーズを制する方式)で行われます。
たとえばNew Jersey 5sが第1戦と第2戦を連勝すれば、2勝0敗でその時点で決勝進出が決定します。
このように相手へ1勝も許さずシリーズを終えることを、スイープ(※シリーズを無敗で勝ち切ること)と呼びます。
一方、第1戦をNew Jersey、第2戦をBrooklynが勝てば1勝1敗。
勝負は第3戦まで続き、その試合を取ったチームが2勝1敗で決勝へ進みます。
同じ相手と繰り返し戦うため、第1戦で苦戦したプレーをどう修正するかもポイントです。
「初戦を取ったから安心」とはいかず、相手も次戦では対策をしてきます。
この試合ごとの読み合いが、シリーズ戦ならではのおもしろさです。
準決勝の結果で決勝日程が4パターンに変化
今回のFinalsで少しややこしく、同時におもしろいのが、準決勝の結果によって決勝スケジュールまで変わることです。
MLPは公式ガイドで4つのパターンを示しています。
パターンAは、両準決勝が2勝0敗で終了した場合です。
この場合、8月29日(土)の米国東部時間午前10時からBrooklyn対New Jerseyの第2戦を行い、その後、正午以降から決勝第1戦がスタートします。
パターンBは、St. Louis対Dallasが2試合で終わり、New Jersey対Brooklynが第3戦まで進んだ場合。
土曜日にNew Jersey対Brooklynの第3戦まで行い、決勝は日曜日から始まります。
パターンCはその逆で、New Jersey対Brooklynが2試合で決着し、St. Louis対Dallasが第3戦へ進んだケースです。
この場合は土曜日にSt. Louis対Dallasの第3戦を行ったあと、午後2時以降から決勝第1戦が予定されています。
パターンDは、両準決勝とも第3戦までもつれるケースです。
この場合、土曜日を準決勝の決着に使い、8月30日(日)に決勝第1戦から最大第3戦までを行います。
つまり、準決勝では「勝ったか負けたか」だけでなく、「2試合で決まったか、3試合までかかったか」も重要です。
8月30日に2026年MLP年間王者が決定
決勝も準決勝と同様、先に2勝したチームがシリーズを制する形式です。
両準決勝が早く決着すれば、8月29日のうちに決勝第1戦を実施し、30日に第2戦と必要な場合の第3戦が行われます。
一方、準決勝が第3戦までもつれれば、8月30日に決勝シリーズが集中します。
公式スケジュールでは、この場合、決勝第1戦が米国東部時間正午、第2戦が午後2時以降、第3戦が必要になれば午後4時以降となっています。
1日に複数の重要なチーム戦が行われる展開になれば、必要になるのはショットの技術だけではありません。
疲労がある中で集中力を維持できるか、前の試合で見えた弱点を短時間で修正できるか、チーム全体で流れをつくれるか。
シリーズ終盤になるほど、こうした総合力が効いてきます。
一度負けても終わらないからこそ、逆転優勝の可能性が最後まで残るのもFinalsの魅力です。
日本から追うなら試合時間とシリーズ状況をチェック
日本からFinalsを追う場合は、ニューヨークとの13時間の時差を押さえておくと分かりやすくなります。
8月29日(土)の米国東部時間午前10時は、日本時間では同日午後11時です。
米国東部時間の正午は日本時間の翌日午前1時、午後2時は午前3時、午後4時は午前5時になります。
そのため、日本時間では次の時間帯が大きな目安です。
・8月29日午後11時:土曜日の試合開始
・8月30日午前1時以降:条件次第で決勝第1戦
・8月31日午前1時以降:日曜日の決勝シリーズ
・8月31日午前5時以降:第3戦が必要になった場合の最終局面
アメリカでは8月28日に正午から午後6時、29日に午前10時から午後4時の放送枠が組まれ、最終日30日はCBSが正午から午後1時、Tennis Channelが午後2時から午後4時の放送を予定しています。
ただし、決勝の具体的な時間は準決勝の結果次第です。
日本から追うなら、「決勝は何時?」だけを見るのではなく、New Jersey対Brooklyn、St. Louis対Dallasが現在何勝何敗なのかを確認すると、その後のスケジュールがかなり分かりやすくなります。
まとめ
2026 MLP Finalsでは、New Jersey 5s、St. Louis Shock、Brooklyn Pickleball Team、Dallas Flashの4チームが、ニューヨーク・セントラルパークで年間王者を争います。
準決勝と決勝はいずれも最大3試合のシリーズとなり、先に2勝したチームが勝ち抜きます。
さらに準決勝が2勝0敗で終わるか、第3戦までもつれるかによって決勝の日程まで変化するため、一つひとつの試合結果が大会全体の流れにつながります。
2026年シーズンを締めくくるニューヨーク決戦。
4強のどのチームが最後までシリーズを勝ち抜き、MLPチャンピオンの座をつかむのか注目です。


