ピックルボールのプレイで使う「パドル」、その選び方でゲームの楽しさが大きく変わるって知っていますか?
今回は、形状や厚みによるパフォーマンスの違いを具体的に解説!
初心者から上級者まで参考になるパドル選びのコツを紹介します。
パドルの形状でパフォーマンスを左右!違いを具体的に知ろう
ピックルボールのパドルには3つの形状があり、それぞれの特徴を知ることが上達の近道です。
どれを選ぶかで、ボールの打ちやすさやゲームの展開が大きく変わります。
エロンゲート型(縦長型)
- 特徴: 縦に長い形状で、リーチ(届く範囲)が広い。
- メリット: 遠くのボールにも対応しやすく、パワフルな打球が可能。
- デメリット: 横方向のスイートスポット(※打球感が良い範囲)が狭く、速いラリーではミスが増えるかも。重さが先端に偏るので、手首の疲れを感じやすいことも。
- おすすめシーン: 上級者向け。コートの端から端までカバーしたい時や、力強いショットを決めたい時に最適。
- 具体例: 「JOOLA Perseus」や「Engage MX」。
ハイブリッド型
- 特徴: 縦長型と標準型の中間サイズで、万能型の形状。
- メリット: リーチ、操作性、ミスの許容性がバランス良く、初心者でも安心。
- デメリット: 特定の性能が突出していないので、プレイスタイルによっては物足りなさを感じるかも。
- おすすめシーン: 初心者〜中級者向け。練習しながら自分のプレイスタイルを模索中の人にピッタリ。
- 具体例: 「6.0 Double Black Diamond」や「Vatic Pro Prism Flash」。
標準型
- 特徴: 横幅が広く、スイートスポットが最大。
- メリット: 操作性が高く、安定したショットを打ちやすい。初心者や、特にコントロールを重視したい人におすすめ。
- デメリット: リーチが短いので、遠くのボールには対応しにくい。
- おすすめシーン: 初心者〜中級者向け。特に正確性を重視したい試合で役立つ。
- 具体例: 「JOOLA Scorpeus 3S」や「Selkirk Vanguard Control Epic」。
厚みの違いがゲームを変える!14mm vs 16mmの徹底比較
パドルの厚みも超重要。
14mmと16mmのパドルを具体的に比較してみましょう!
16mmパドル
- 特徴: 厚みがある分、打球時の安定性が抜群。
- メリット: スイートスポットが広く、ミスが少ない。特にベースライン(コートの後ろ)からのパワーショットや、ネット際のコントロールに最適。
- デメリット: 厚みが操作性を若干犠牲にしているので、スピード勝負の場面では不利。
- おすすめシーン: 初心者や安定したゲームを求める中級者におすすめ。
- 具体例: 初心者が最初に選ぶなら、16mmを選べば間違いなし!
14mmパドル
- 特徴: 薄くて軽量な分、操作性が良い。
- メリット: ネット際での「ポップ感」(※ボールを強く弾く感覚)があり、スピーディーなラリーに強い。
- デメリット: スイートスポットが狭く、コントロールが難しい。打球が不安定になることも。
- おすすめシーン: 上級者や、スピードとパワーで押していきたいプレイヤー向け。
- 具体例: プロレベルのプレイヤーは14mmを選ぶことが多いですが、最初の1本には向かないかも。
「プラウスルー」を理解してワンランク上の打感を目指せ!
「プラウスルー」とは、打球時のパドルの安定感を指します。
例えば、「しっかりボールを捉えた感触」がある瞬間、これがプラウスルーの効果です。
- 高いプラウスルー: 厚みのある16mmパドルや、ヘッドが重いエロンゲート型で感じやすい。遠くまで飛ぶ強力なショットが可能。
- 低いプラウスルー: 薄い14mmパドルでは感じにくいが、軽快で素早いラリーが得意。
初心者はまず高いプラウスルーを持つ16mmや標準型パドルから始めると、打ち負けにくくておすすめです。
パドル選びで意識したい3つのポイント
パドル選びの際に、以下の3点をチェックしてみましょう!
- プレイスタイル
遠くまで届くリーチ重視ならエロンゲート型、操作性や正確性を重視するなら標準型を選びましょう。 - 厚み
安定感やコントロールを求めるなら16mm。スピードやパワーが欲しいなら14mm。 - 初心者向けか上級者向けか
初心者は標準型・16mmで始めて、自信がついたら他の形状や厚みを試してみるのがおすすめ!
まとめ
ピックルボールのパドル選びは、形状と厚みがとっても重要です。
まずは自分のプレイスタイルを考えながら、初心者は「標準型+16mm」からスタートしてみましょう。
慣れてきたら「エロンゲート型」や「14mm」に挑戦するのもアリ。
いろんなパドルを試して、自分だけの「これだ!」という1本を見つけてくださいね!