ピックルボールで勝ちたいなら、リターンの深さや3rdショットの選び方をマスターすることが鍵です。
この記事では、初心者から上級者まで活用できる実践的な戦術やテクニックを解説します。
ピックルボールを始めたばかりでも、これを読めばぐんぐん上達するはず!
早速、実戦で役立つポイントを見ていきましょう。
リターンの深さが勝率を左右する
「リターンを深く打つだけで、そんなに変わるの?」と思うかもしれませんが、深いリターン(コートの奥3分の1に打つ)がどれだけ効果的かは、データが証明しています。
DUPR(※ピックルボールの実力を示す指標)3.5以上のプレイヤーの場合、深いリターンを打つことでリターンチームが得点を取る確率が約70%に達するのです。
逆に、浅いリターンはサービスチームがコート前方の「キッチンライン」(※攻撃に有利なエリア)に簡単に接近できるため、リターンチームの勝率が下がります。
初心者のうちは、ついつい短いリターンになりがちですが、「ボールを後ろに飛ばす感覚」を意識して練習してみましょう。
特に相手が攻撃的なプレイヤーの場合、深いリターンで相手の攻撃力を封じると、こちらが有利になりますよ!
3rdショット、あなたならドライブ?ドロップ?
ピックルボールの3rdショットでは、勢いよく打つ「ドライブ」か、柔らかくコート前方に落とす「ドロップ」を選ぶことが一般的です。
5.0以上のプレイヤーはドロップを好む傾向がありますが、初心者にとっては少し難しいショットです。データによると、どちらのショットを選んでも勝率に大差はなく、ポイントは状況に応じて柔軟に選ぶことです。
例えば、相手が後方に下がっているなら、前方に落とすドロップが効果的。一方、相手が前方に詰めている場合はドライブで後方に押し込むのが有効です。
どちらか一方の技術に固執せず、シーンに合わせて変化させるとプレーに幅が出てきます。
ドライブもドロップも意外とミスが多い!ミスを減らす練習を
「ドロップは難しい」と感じる初心者も多いですが、実はドライブもミスが多いショットです。データでは、どのスキルレベルでも3rdショットの失敗率が20%以上と高め。
とくに初心者のうちはドロップをネットにかけることが多いですが、ドライブも狙いがずれるとアウトになりやすいので注意が必要です。
ミスを減らすためには、ドライブとドロップの練習をバランスよく行いましょう。ドライブはスピードとコントロール、ドロップは相手が取りにくい前方にボールを落とす技術が求められます。
失敗を恐れずに、安定して決められるよう練習しておくと、実戦でも自信を持ってショットを選べるようになります。
ラリーが続くほど実力が試される!長く続けるためのコツ
ピックルボールの上達に伴い、ラリーの長さも変わります。初心者のうちは平均6ショット程度でラリーが終わりますが、上級者になると8ショット以上続くことも。
長いラリーを続けるには、持久力だけでなく、次にどんなショットを打つべきかという判断力も必要です。
コート内でのポジションを常に意識し、次の展開を予測しながらプレーしましょう。また、練習の際にはただボールを返すだけでなく、ラリーを意識した練習(例えば、決まったショットを3回連続で打つなど)を取り入れると、自然とラリーが続けやすくなります。
長いラリーを制する力がつけば、試合全体での勝率もアップしますよ!
まとめ
ピックルボールでの勝率アップには、リターンの深さや3rdショットの選択が重要です。シンプルにリターンを深く打つだけで勝率が大幅に上がるため、まずは「奥に打つ」意識を持つことが大切です。
また、ドライブとドロップの練習を重ね、ミスを減らしていくことで、安定したプレーが可能になります。
ラリーが続く試合では体力と集中力が試されますが、そこを乗り越えれば確実に実力が上がります。
ぜひ、これらのポイントを意識して、次の試合で実践してみてください!