2025年のニューポートビーチオープンに出場したエミリー・セダーキスト。
ホーム大会ならではの熱気の中で、勝負のプレッシャーや仲間とのリラックスした時間をどう過ごしていたのか?
試合の裏話や心境までリアルにお届けします!
試合当日の朝はバタバタからスタート
「朝はもう戦いだった」とエミリーは笑います。
この日はシングルスデー。
夜明け前の暗闇の中、渋滞を避けようと早朝に家を出発。
スターバックスでお気に入りのラテを買い、車内で簡単に腹ごしらえ。
会場に到着すると、トレーナーのジェームズがストレッチで体をほぐしてくれました。
「シングルスは得意じゃないけど、ウォーミングアップだと思って楽しむ!」と自分に言い聞かせ、笑顔でコートに向かいます。
苦戦しながらも初戦を勝ち切る
1試合目は大接戦。
対戦相手はコートの端から端まで走り回るタフなプレーヤーで、エミリーも何度も息を切らせました。
2ゲーム目は18-20で惜しくも落とし、「正直、頭の中で負けを覚悟した」そう。
しかし、3ゲーム目で気持ちを切り替え、17-15のギリギリの勝利をつかみます。
「試合を通じて自分の成長を感じた」と振り返りました。
準々決勝進出を決めた劇的な勝利
続く2試合目もドラマチック。
3ゲーム目は何度もデュース(※同点が続く状態)になり、観客からはため息と歓声が入り混じりました。
最終的に16-14で勝利を決めた瞬間、エミリーは両手を広げてガッツポーズ!
「最後はショットが全部狙い通りに決まった」と話します。
試合後は、会場テントでバナナとグラノーラバーをほおばり、友人の試合を応援。
ホッと一息つける時間になりました。
靴がボロボロ!? 過酷なシングルスの日
この日最大のアクシデントは“靴”でした。
午前中のウォーミングアップで足裏に違和感を覚え、確認すると靴底がすり減って穴が開きかけていたのです。
「もっと早く新しい靴に替えるべきだった」と後悔しつつも、なんとか1日を乗り切りました。
帰宅後は「夕飯は何も作ってないから、夫よ頑張れ(笑)」とSNSで軽口を叩く余裕も。
エミリーらしいユーモアが光ります。
パートナーとのダブルス練習も順調
午後はパートナーのエリック・ラングと合流し、ダブルス練習を実施。
対戦相手はニコール&カイル組。
互いに鋭いリターンを打ち合い、練習とは思えないほどの緊張感が漂いました。
「ダブルスの感覚を取り戻せたのが大きい」とエミリー。
練習後は友人が差し入れてくれたアイス抹茶を片手にクールダウン。
「私、抹茶にはめっぽう弱いの!」と笑顔を見せました。
応援に駆けつけた家族への感謝
この日は叔父のチンが応援に来てくれました。
「試合中に家族の顔が見えると、それだけで勇気が出る」とエミリー。
週末にはさらに多くの家族が会場に駆けつける予定で、「みんなで一緒に過ごすのが楽しみ!」と語っていました。
まとめ
エミリー・セダーキストの1日は、激しい試合の緊張と、家族や仲間とのリラックスした時間が入り混じる濃密なものでした。
翌日のミックスダブルスではどんなドラマが待っているのか、ますます目が離せません。
彼女の粘り強さとポジティブさが、新たな伝説を生む予感です!