毎日ピックルボールに夢中になっているあなた。
実は、あえて「休む日」を作ることで、もっとレベルアップできるって知っていましたか?
今回は、メンタル面もフィジカル面も強くなる“休息の力”について、具体的な体験談も交えて紹介します。
ピックルボール、やりすぎてない?
「もっと練習しなきゃ!」と頑張りすぎて、逆に調子を崩していませんか?
ある男性は、毎日3時間以上練習していましたが、ある日からショットが安定せず、ドロップはネットにかかり、スマッシュはアウトばかり。
必死に続けた結果、肩を痛めてしまいました。
どんなに楽しいスポーツでも、やりすぎは禁物。
ピックルボールも例外ではありません。
疲れ切った体と頭では、「考えて打つ」より「ただ打つだけ」の状態になりがちです。
適度な休みが上達の近道なんです。
頭をリセットする「メンタル休息」
スランプにハマり、何をやってもうまくいかない…。そんなときは思い切って休みましょう。
例えば、週5日練習していた女性が、旅行で3日間ラケットを握らなかっただけで、「なぜか感覚が戻った!」と驚いたそうです。
これは「脳のリセット」が起きているから。
疲労が蓄積すると集中力が低下し、考えすぎてシンプルなプレーまで崩れます。
数日の休息は、思考を整理し自信を取り戻すきっかけになります。
体を整える「フィジカル休息」
長時間のプレーや連日の練習で、体は悲鳴をあげています。
- 「最後の1時間、足が全然動かない…」
- 「スマッシュの力が出ない」
そんな経験はありませんか?これは疲労(※)が溜まっているサイン。
(※疲労=筋肉や神経が一時的にパフォーマンス低下している状態)
週に1日でも休むと、筋肉や関節の微細なダメージが回復し、動きが軽くなります。
若くても、「休む勇気」を持つことが上達のカギです。
休むことで得られる3つのメリット
- 集中力が戻る
頭がクリアになり、判断力がアップ。
無駄なミスが減ります。 - 動きが軽くなる
疲労回復でスピード感ある動きが復活。
特にフットワークが改善します。 - ケガの予防になる
体が回復した状態なら、無理な動きで痛めるリスクがグッと減少。
休むタイミングはいつがベスト?
連日プレーしているなら、週に1日の完全休養日を入れるのがおすすめ。
例えば、月曜〜金曜は軽めの練習、土曜は思い切り試合形式、日曜は完全オフにするなどリズムを決めておくと続けやすいです。
また、「今日は気分が乗らない」「体が重い」と感じたときも、思い切って休んでOK。
「休むこと=後退」ではなく、次のプレーのための準備です。
まとめ:勇気をもって休もう
ピックルボールをもっと楽しむために、あえて休む日を作ってみてください。
- メンタルも体もリフレッシュされ
- パフォーマンスが劇的に向上し
- ケガ予防にもなる
コートは逃げません。
休息は上達への大事な一歩です。