誰も知らない、誰もやらない。それなら自分たちで作っちゃえ!
そんな“やってみよう”精神で始まったのが、パキスタンのピックルボール旋風。
まだこのスポーツを知らない人も多い中、ひとつのSNS投稿が火をつけました。
しかも舞台は、まさかの誰も使っていない農地。
何もない場所に仲間と一緒にコートを作り、週3でプレイするその情熱に世界がざわついています!
誰もやってない?なら自分たちでコートを作る!
パキスタンのある青年たちは、「ピックルボールって面白そうだけど、やってる人いなくね?」とネットで情報収集。
その結果、「よし、やろう。なければ作るしかない!」という結論に。
見つけたのは、以前クリケット場だったけど今は誰も使っていない農地のコンクリートスペース。
これを活かさない手はないと、DIY精神全開で自分たちのピックルボールコート作りに乗り出しました。
コートづくりは筆とペンキでガチンコ勝負
コート作りに使ったのは、なんと家庭用の白ペンキ、マスキングテープ、そして筆だけ。
ピックルボールのコートライン(※サーブやラリーの位置を示す線)は正確さが命ですが、それを全部手作業でやるというガッツに驚き。
「ラインを真っ直ぐ引くのって、想像の10倍ムズい!」という投稿者の叫びがリアルすぎる…!それでも、試行錯誤の末に完成させた自作コート。
まさに“作る楽しさ”を全身で体現したチャレンジです。
道具はネット通販で揃えたシンプル仕様
ラケット(※ピックルボールでは「パドル」と呼ばれます)やボールも、現地では売っていないのでオンライン通販で調達。
最初のネットは、竹の棒と紐で代用した簡易バージョンだったそうですが、徐々に本格的なネットにアップグレード。
「最初は何でもいいから始めてみる」そのスタイルが、むしろピックルボールっぽい。
完璧な道具よりも、“とにかく始める”勇気がカギなんです。
毎週3回のプレイで本気のピックル熱
驚くのはここから。
このチーム、今では週に3回コートに集まってガチでプレイしています。
仲間うちの盛り上がりはもちろん、通りすがりの人が興味を持って見学→参加という流れもあり、どんどん輪が広がっているそう。
「ピックルボールってなに?」「え、これめっちゃ楽しいやん!」という反応が続出中。
一人が始めれば、自然と人は集まる。“コートを作れば、人は来る”って、ホントでした。
近所迷惑?いや、隣人は水牛でした
SNS上では「音とかうるさくて、苦情こないの?」という声もありましたが、心配ご無用。
なんとこのコート、周りに人がいない農地のど真ん中にあります。
投稿者の返しがまた最高で、「近所はちょっと臭いけど、気にしない。だって水牛だから」って(笑)。
これにはコメント欄も大ウケで、「水牛がクレーム出したら伝説」と冗談が飛び交うほど。
ピックルボールはやっぱりゆるく、楽しく、自由にが一番!
海外でも盛り上がる!ピックルボールの可能性
このパキスタン発の投稿は、世界中のピックルボール好きたちにインスピレーションを与えました。
「このブロック支柱、味ありすぎてカッコいい」「こういうの見ると、自分も始めたくなる」などコメントも多数。
ピックルボールって、本当に特別な環境はいらない。
場所がなければ作ればいいし、仲間がいなければ呼べばいい。
“敷居が低くて、夢中になれる”それがこのスポーツの最大の魅力です。
まとめ
手作りのコートに、手作りのネット、そしてピュアなやる気。
パキスタンでのこの挑戦は、ピックルボールが「誰でも始められるスポーツ」であることを証明してくれました。
日本でもこれから広まっていく可能性は十分。
完璧な設備や人数がそろってなくても大丈夫。
まずは“やってみる”一歩から、あなたもピックルデビューしてみませんか?
次のコートは、あなたの街にできるかも。