スピン2,245RPMの実力派。MPP Turbo ArmorGritで注目したいもう一つの数字

コラム

Enhance MPP Turbo w/ArmorGrit™

どんなギア?

Enhance MPP Turbo w/ArmorGritは、既存のMPP TurboにArmorGrit表面を組み合わせたモデルです。

Elongated、Hybrid、Widebodyがあり、ここではElongatedを中心に扱います。

コアはMPP Foam+EVA Perimeter Ringで、旧MPP Turboからコアそのものを全面刷新したモデルではなく、ArmorGritという新しい表面仕様が大きな変更点です。

2026年10月5日16時PST発売予定とメーカーが記載していますが、この記事の確認時点ではまだその時刻を迎えていないため、「発売予定モデル」として扱います。

注目ポイント

公式フェイスはCFC layup+T700 Carbon Fiber+ArmorGrit。メーカーはArmorGritについて、より長くスピン性能を維持することを狙った表面として訴求しています。

一方、John Kewの9月12日追加データでは、Elongatedモデルのスピンは2,245RPM、Serve 61.2MPH、Firepower 59、Spin Durability Tier 4でした。

ここは特にメーカーPRと第三者試験を区別したいところです。

「ArmorGritだから耐久性が高い」と事実として断定することはできません。メーカーは耐久性を特徴として挙げていますが、John Kewの加速摩耗試験ではTier 4という結果だった、と分けて説明するのが正確です。

また公式ページ内には「Coming October 5」と「In Stock — Ships Immediately」の両方が表示されており、販売状態にも矛盾があります。

公式スペック

項目公式スペック
メーカーEnhance Pickleball
モデルMPP Turbo w/ArmorGrit™ Elongated
発表日公式記載なし
発売日2026年10月5日16時PST予定
公式価格US$119.99
フェイス素材CFC layup+T700 Carbon Fiber+ArmorGrit
コアMPP Foam+EVA Perimeter Ring
厚さ16mm
全長16.5in
幅7.5in
重量7.9〜8.1oz
グリップ長5.7in
グリップ周囲4.1in
形状Elongated
USA PickleballMPP Turbo w/ArmorGrit Elongatedとして2026年8月27日追加
UPA-A確認時点でリスト掲載を確認できず
日本販売国内正規販売ページを確認できず

独立レビューではどう評価された?

John Kewの測定では、スピン2,245RPM、Serve 61.2MPH、Firepower 59でした。

特に注意したいのがSpin Durability Tier 4です。

ArmorGritという名称やメーカー説明だけを見ると耐久性を期待したくなりますが、第三者試験では必ずしも高い耐久評価になっていません。

今回、John Kewと同水準の直接測定を行った別媒体の結果はSTEP2で十分確認できていないため、複数媒体の一致として扱うことも避けます。

どんなプレイヤーに向いていそう?

フォーム系MPP構造を試したい人や、初期スピン性能を重視するプレイヤーには検討候補になりそうです。

公式価格はUS$119.99で、今回紹介する6モデルの中では最も低い設定です。

一方、ArmorGritの耐久性についてはメーカーの訴求とJohn Kewの試験結果を両方確認したうえで選びたいモデルです。

日本で購入できる?

2026年10月5日時点では、国内正規販売ページを確認できませんでした。

また確認時点ではメーカーが示す正式発売時刻前のため、国内外を問わず「発売済み」とは扱っていません。

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