2026年のMLPプレーオフ1回戦では、出場した上位シード4チームがすべて2勝0敗で準々決勝進出を決めました。
各カードの結果や印象的だった試合展開、次戦で待つ強豪チームを詳しく紹介します。
MLPプレーオフ1回戦の大会概要
MLP(※メジャーリーグ・ピックルボール)のプレーオフ1回戦は、2026年8月7日から9日まで、テキサス州キャロルトンの「Pickler Universe」で行われました。
レギュラーシーズン5位から12位までの8チームが、準々決勝の残り4枠を懸けて対戦しています。
各カードは最大3マッチを行い、先に2マッチを取ったチームが勝ち上がる方式です。
結果は4カードすべてで上位シードが2勝0敗。第3マッチまでもつれたカードはありませんでした。
ただし、個々のマッチには接戦やドリームブレーカーもあり、スコア以上に濃い内容となっています。
- 5位ブルックリン 2-0 10位SoCal
- 6位ダラス 2-0 11位ラスベガス
- 7位パームビーチ 2-0 12位シカゴ
- 8位テキサス 2-0 9位アトランタ
ブルックリンが接戦を制して勝ち上がり
第5シードのブルックリン・ピックルボール・チームは、第10シードのSoCalハードエイツに2勝0敗で勝利しました。
シリーズ初戦は、男女ダブルスと2試合の混合ダブルスを終えて決着がつかず、ドリームブレーカーへ突入しています。
ドリームブレーカー(※同点時に行われる、選手が交代しながら戦うシングルス形式の決着戦)では、ジャッキー・カワモトが延長戦で勝利を決めました。
SoCalも複数回のマッチポイントをしのぐ粘りを見せましたが、ブルックリンが大接戦をものにしています。
第2マッチはブルックリンが3-1で制し、準々決勝進出を決めました。
ダラスが圧倒的な強さで完勝
第6シードのダラス・フラッシュは、第11シードのラスベガス・ナイトオウルズを2勝0敗で退けました。
このカードは、1回戦で最も一方的な展開となっています。
2マッチを通じて行われた計7ゲームのうち、ラスベガスが取ったのはわずか1ゲーム。
ダラスは男女ダブルスと混合ダブルスで安定した戦いを見せ、相手に流れを渡しませんでした。
中心選手のJW・ジョンソンをはじめ、チーム全体が高いパフォーマンスを発揮。
直近のレギュラーシーズン大会から続く好調を、そのままプレーオフにも持ち込みました。
パームビーチがシカゴを退ける
第7シードのパームビーチ・ロイヤルズは、第12シードのシカゴ・スライスに2勝0敗で勝利しました。
シリーズのスコアだけを見ればストレート決着ですが、コート上では選手同士の意地がぶつかる熱いラリーが続きました。
パームビーチの強みとなったのは、ソフィア・ソーイングとティナ・ピズニックを中心とする女子選手陣です。
シーズンを通して高い勝率を残した女子ダブルスが、プレーオフでもチームを支えました。
男子ダブルスには課題を残したものの、混合ダブルスを含めた総合力でシカゴを上回り、危なげなく次のラウンドへ進んでいます。
テキサスがドリームブレーカーを制覇
第8シードのテキサス・ランチャーズは、第9シードのアトランタ・バウンサーズに2勝0敗で勝利しました。
ただし、両マッチともドリームブレーカーまでもつれたため、実際の内容は1回戦で最も接近したカードのひとつです。
アトランタは女子ダブルスで2試合とも勝利しましたが、テキサスが決着戦で底力を発揮。
ニコ・アセベド、エリック・オンシンズ、リー・ジャンセン、ケイトリン・クリスチャンがシングルス形式の戦いで粘り強さを見せました。
特にプレッシャーのかかる場面でポイントを積み重ねたテキサスの勝負強さが光りました。
準々決勝は上位4チームも加わる
1回戦を突破したブルックリン、ダラス、パームビーチ、テキサスの4チームは、準々決勝へ進みます。
ここからは、1回戦を免除されていたレギュラーシーズン上位4チームも登場します。
準々決勝から加わるのは、第1シードのニュージャージー・ファイブズ、第2シードのセントルイス・ショック、第3シードのロサンゼルス・マッドドロップス、第4シードのコロンバス・スライダーズです。
バイ(※成績上位などの理由で初戦が免除される制度)によって体力を温存できた4チームと、1回戦で勢いをつけた4チームが激突します。
まとめ
MLPプレーオフ1回戦は、上位シード4チームがすべて2勝0敗で準々決勝へ進む結果となりました。
ただし、ブルックリンやテキサスのカードではドリームブレーカーまでもつれ、数字だけでは伝わらない接戦も生まれています。
次のラウンドではシーズン上位4チームも登場し、戦いのレベルはさらにアップ。
勢いに乗る勝ち上がり組が上位勢を倒せるのか、注目したいところです。


