APPツアー2027年は賞金2倍!年間60大会超、日本開催も予定されるピックルボール新時代へ

コラム

世界のピックルボール界が、2027年に向けて大きく動き出しました!

プロ大会を運営するAPPが、賞金総額の2倍増額、年間60大会以上の開催計画、ライブ配信の拡大を発表。

さらに、日本を含むアジアでの大会開催も予定されており、世界のトップ選手からプロを目指す若手まで、新たなチャンスが広がるシーズンになりそうです。

APPツアー2027年は全米12大会!世界では60大会以上を計画

2026年10月8日、プロピックルボール団体「APP(Association of Pickleball Players)」が、2027年シーズンの大会計画を発表しました。

今回発表されたのは、アメリカ国内で開催される12大会のAPPツアーを中心としたスケジュールです。

APPは2027年に9回目のフルシーズンを迎えます。
従来からファンに親しまれている開催地に加え、新たな地域にも大会を展開する予定です。

さらに、APPツアー以外のシリーズを含めた世界全体の開催大会数は60以上になる見込みです。

2027年の大会計画には、主に次のシリーズが含まれています。

  • APP Tour:世界トップレベルのプロ選手が出場する主要大会
  • APP Asia Tour:日本などアジア各国で展開する国際大会
  • APP Moneyball Series:プロを目指す選手を支援する新シリーズ
  • APP Next:将来のプロ選手の育成を目的とする大会
  • APP Selkirk Collegiate Series:大学チームによる競技シリーズ
  • GPA関連大会:各国・地域の団体が連携して開催する国際大会

ここで注目したいのは、単純に大会数が増えるだけではないということです。

トッププロが競い合う舞台から、これから上のレベルを目指す選手の大会まで、幅広い競技環境を整えようとしています。

なお、年間60大会以上という数字は各シリーズを合わせた計画であり、すべてが同じカテゴリーのプロ大会というわけではありません。

世界全体の詳しい日程は、今後発表される予定です。

プロ選手の賞金総額が2倍に!競技で生きる選手を後押し

2027年のAPPツアーで、最もインパクトが大きいニュースがプロ選手向け賞金総額の倍増です。

APPは、2027年シーズンのプロ選手に対する賞金規模を、従来の2倍に引き上げる方針を発表しました。

プロ選手にとって、賞金は単なる大会のご褒美ではありません。

大会への移動費、宿泊費、練習環境の整備など、競技活動を続けるためにはさまざまな費用が必要です。

賞金を獲得するチャンスが増えることは、選手が競技に集中できる環境づくりにもつながります。

APP創設者のケン・ハーマン氏は今回の発表で、賞金増額とライブ配信の拡大を、選手への直接的な投資だと説明しています。

APPが目指しているのは、一時的に大会を盛り上げることだけではありません。

プロ選手が長期的なキャリアを築ける大会運営を実現することです。

ただし、今回の発表では具体的な賞金総額や各大会への配分、男女別・種目別の賞金額までは明らかにされていません。

そのため、すべての選手が受け取る賞金が一律で2倍になるという意味ではない点には注意が必要です。

それでも、プロ選手に対する経済的な支援を大きく増やす方針は、ピックルボールの競技環境にとって重要な動きといえそうです。

ESPNとCBS Sportsが全大会を放送!ライブ配信も拡大

2027年は、ピックルボールの大会を観戦する楽しみもさらに広がります。

APPは、アメリカ国内で開催する全12大会について、ESPNとCBS Sportsを通じた全米向けのテレビ放送を予定しています。

加えて、各種ライブ配信プラットフォームでは、年間数百時間にわたる試合中継が計画されています。

今回の発表で重要なのは、テレビ放送とライブ配信の両方を強化する点です。

テレビ放送では、これまでピックルボールを詳しく知らなかったスポーツファンにも競技を届けることができます。

一方、ライブ配信が増えれば、特定の選手や大会を継続的に追いかけたいファンにとっても観戦の選択肢が広がります。

また、試合映像が増えることは、競技者にとってもメリットがあります。

トップ選手のポジショニングやショットの選択、ダブルスでの連係などを映像で学べる機会が増えるからです。

APPは配信拡大について、選手やスポンサーの露出を高める効果も期待しています。

ただし、ESPNとCBS Sportsによる放送はアメリカ国内向けの計画です。

日本から利用できる配信サービスや視聴料金、日本語実況の有無などについては、今回の発表では確認できていません。

日本のファンにとっては、今後発表される国際向けの配信情報も注目ポイントになりそうです。

50歳以上も主役に!全米選手権につながる新制度とは?

APPツアーは、世界トップレベルのプロ選手だけが活躍する場所ではありません。

2027年も、年齢別の競技カテゴリーが設けられます。

代表的なのが、次の2部門です。

  • AARP Champions:50歳以上の選手を対象とするカテゴリー
  • AARP Masters:60歳以上の選手を対象とするカテゴリー

年齢に応じた競技部門が用意されていることで、ベテラン選手も高いレベルで競い合う機会を得られます。

さらに、2027年にはアマチュア選手にとって重要な制度変更もあります。

APPは、2027年の全大会を「USA Pickleball Golden Ticket」の対象大会にすると発表しました。

これはAPPの歴史上、初めての取り組みです。

※ゴールデンチケット:USA Pickleballが主催する全米選手権への出場資格に関係する制度。
対象大会で所定の条件を満たした選手に、全国大会へ進む機会が与えられます。

今回の制度は、2027年と2028年のUSA Pickleball National Championshipsを対象としています。

つまり、2027年のAPP大会に参加する選手には、条件を満たすことで全米選手権への出場につながるチャンスが生まれるわけです。

ただし、大会に参加するだけで自動的に出場資格を得られるわけではありません。

具体的な資格条件や対象種目については、各大会の案内を確認する必要があります。

トッププロだけでなく、アマチュアやベテラン選手にも挑戦の舞台を広げることが、2027年のAPPツアーの特徴になっています。

日本での開催も予定!APPアジアツアーが世界をつなぐ

日本のピックルボールファンにとって、今回の発表で見逃せないのが「APP Asia Tour」の展開です。

APPは2027年、アジア地域での大会開催を継続し、日本、マレーシア、ベトナムなどを開催対象国として挙げています。

アメリカで発展してきたプロピックルボールの大会ネットワークが、アジアにも広がっていることがわかります。

日本で大会が開催されれば、国内選手が国際大会の舞台を経験する機会になるかもしれません。

また、国内のファンが海外の実力者によるプレーを身近に感じるきっかけにもなりそうです。

APPはアジアだけでなく、GPA(Global Pickleball Alliance)を通じて国際大会をさらに展開する計画です。

開催地域として挙げられているのは、ヨーロッパ、オーストラリア、インドなどです。

※GPA:世界各国・地域のピックルボール団体が連携し、国際大会や競技機会の拡大を目指すネットワークです。

こうした国際展開が進めば、選手が自国以外の大会に挑戦したり、異なるプレースタイルを持つ選手と対戦したりする機会も増えていきます。

ただし、日本大会の正確な開催日、会場、カテゴリー、出場条件は、今回の発表では明らかになっていません。

また、日本大会がアメリカ国内のAPPツアーと同じ賞金規模や大会制度で実施されると決まったわけでもありません。

まずは、日本でどのような大会が開催されるのか、今後の正式発表に注目です。

次世代のスターを育成!APP Nextと新シリーズに注目

2027年のAPPは、すでに活躍しているトッププロだけでなく、次世代選手の育成にも力を入れます。

中心となるのは「APP Next」「APP Selkirk Collegiate Series」、そして新設される「APP Moneyball Series」です。

APP Nextは、将来のプロ選手を育成するための大会シリーズです。

2027年も複数のイベントが予定されており、選手が実戦経験を積む機会を提供します。

APP Selkirk Collegiate Seriesは、アメリカの大学ピックルボールチームが競い合うシリーズです。

大学スポーツとしての競技環境を整え、若い世代が大会に参加する機会を広げています。

そして、2027年の新たな注目シリーズが「APP Moneyball Series」です。

APPはこのシリーズを、プロを目指す選手がAPPツアーへ進むための道筋を支える大会として位置づけています。

つまり、育成段階の選手が経験を積み、より高い競技レベルへ挑戦するための大会環境を充実させようとしているのです。

ただし、各シリーズの詳細な開催日程や参加資格、賞金制度については今後の発表待ちです。

APPは、トッププロへの投資と並行して、未来の選手を育てる仕組みも整えようとしています。

世界の競技人口が広がるなか、こうした育成環境がどのように発展するのかにも注目したいところです。

まとめ

2027年のAPPは、プロ選手向け賞金総額の2倍増額、全米12大会の開催、年間60大会以上の国際展開、ライブ配信の拡大など、大きな変化を迎えます。

さらに、50歳以上の競技カテゴリーや全米選手権につながる制度、次世代選手の育成シリーズも充実し、幅広い選手が挑戦できる環境づくりが進められています。

日本でのAPPアジアツアー開催も予定されており、国内選手やファンにとっては今後の開催日程や大会内容が気になるところです。

2027年は、ピックルボールが世界的なプロスポーツとしてさらに成長する重要なシーズンになりそうです!

出典:Association of Pickleball Players(APP)、
2026年10月8日発表「Bigger Tour. Bigger Rewards. Bigger Stage. Landmark 2027 Season Schedule Unveiled」

※発表内容をもとに日本人読者向けに再構成しています。
海外イベントの登録案内、広告、SNSフォロー誘導は省略しています。
大会の詳細や出場条件など、正式発表されていない情報は確定事項として記載していません。

タイトルとURLをコピーしました