日本人初のプロピックルボールプレイヤー:船水雄太選手
プロフィール
日本のプロソフトテニスプレイヤーです。日本のタイトルだけでなく、世界選手権の国別対抗で金メダルを獲得しています。フットワークが持ち味のパワフルなストローカーです。ソフトテニス史上の日本人2人目のプロ選手です。その船水選手のソフトテニスでのプロフィールです。
選手名 | 船水雄太 |
所属 | AAS Management |
生年月日 | 1993年10月7日 |
出身 | 青森県 |
身長 | 178cm |
ポジション | 後衛 |
利き手 | 右 |
経歴 | NTT西日本 早稲田大学 東北高校 |
主な戦績 | 日本リーグ10連覇のチーム 全日本社会人選手権優勝 世界選手権 団体優勝 インカレ優勝 インターハイ優勝 |
プロ転向 | 2020年 |
本場アメリカへ、ピックルボールのプロとしての挑戦
船水選手は2024年1月にピックルボールの本場、アメリカに渡り、プロ選手として挑戦します。
まずはPPA(プロフェッショナル ピックルボール アソシエーション)のツアーを回り、実績を積み、勝ちポイントを取得し、最終的に1年後のMLP(メジャーリーグピックルボール)というピックルボールのメジャーリーグで、毎年1月の行われるドラフトで指名されることを目指します。ドラフトで指名されると、MLP選手としてプレーすることができます。
ピックルボールとは
ピックルボールとは、バドミントンのダブルスコートの広さのコートで行う、テニスと卓球を組み合わせたようなスポーツです。アメリカでは大流行していて、過去1年間で約5000万人もの人がプレーしたという調査もあります。この数字は、自転車、ランニングに次ぐ3番目のスポーツで、テニスや野球などのスポーツよりも多くの人がプレーしています。昨年の夏には、ニューヨークのセントラルパークに専用コートが10面以上設置されるほど。
日本国内では、まだ都内にピックルボール専用コートはなく、写真のように仮設のラインを引いてテニスコートでプレーするか、体育館のバドミントンコートを使用します。
MLP(メジャーリーグピックルボール)とは
MLPとは、メジャーリーグピックルボールの略称です。著名アスリートやセレブ、投資家を巻き込み作り上げています。賞金総額もレベルも年々上昇しています。
24チームあり、各チーム男女2名ずつ計4人が一つのチームで、エキサイティングな試合をしています。
ビジョナル、そして南壮一郎社長
ビジョナル株式会社は、株式会社ビズリーチの親会社で、東証プライム市場に上場しています。
創業者は南壮一郎さん。アメリカのタフツ大学を卒業。2004年に楽天イーグルスの創業に参画し、初年度から黒字に貢献し、2009年に株式会社ビズリーチを設立。現在は、ビジョナル株式会社の代表取締役社長をされている方です。アメリカメジャーリーグのヤンキースの日本人初のパートオーナーにもなられています。また、MLPのマイアミピックルボールクラブのパートオーナーにもなられています。
ビジョナルでの記者会見の様子
ダニエルムーアさん
元全米チャンピオンのダニエルムーアさん。『アメリカでのピックルボールの状況や、MLPやPPAについて、そして「船水雄太選手、ビジョナル株式会社の挑戦が日本を変える」と考えています。』とおっしゃっておりました。また、ダニエルさん自身もコーチとしてサポートしていくことを伝えておりました。
トークセッション(南さん、船水選手、ダニエルさん)
南さん:「新しい可能性を、次々と。」これがビジョナルのミッション。日本人初のプロのピックルボール選手として挑戦する船水選手の挑戦を後押ししたく、サポートすることにしました。
実はアメリカのMLPのチームの一つにも投資をしています。新規事業をやっていく中で、リサーチする中で、アメリカで非常に成長しているスポーツがあることを知りました。この3-4年で新しいスポーツが生まれる瞬間に立ち会えていて、これはとても素晴らしい経験で、たまたまMLPのチーム、チームを増やすタイミングで、マイアミチームの筆頭オーナーに投資しないかと言われて、マイアミピックルボールクラブへも投資しました。
船水選手:アメリカにいった時に、街中のテニスコートがピックルボールコートになっていって、熱量を感じて、人生を賭けて勝負したいと思いました。日本人で初めてのMLP選手となって、世界チャンピオンを目指して、日本人の皆様に勇気を与えたいと考えています。
未来への期待
どのスポーツも、誰もがアメリカに挑戦し、誰かが活躍することで道が拓けました。今回も船水選手の活躍が、日本のピックルボールにおいて非常に重要になるかと思います。心から応援しています!!