MLPサンディエゴ大会が、バーンズ・テニスセンターで木曜日から始まります。
レギュラーシーズンは残り3大会。プレーオフ進出を争う11チームが、新ロースターも交えながら重要なポイントを奪い合います。
MLPサンディエゴ大会の開催概要
2026年のMLPサンディエゴ大会は、バーンズ・テニスセンターを会場に、木曜日から日曜日まで開催されます。
今回出場するのは11チームで、2つのグループに分かれて試合を行います。
レギュラーシーズンは、いよいよ終盤です。
サンディエゴ大会を含め、プレーオフ前に残されている大会はあと3回しかありません。
そのため、今大会で獲得する順位ポイントは、シーズン序盤の1大会よりも重い意味を持ちます。
※レギュラーシーズン:各チームが年間順位を争う通常のリーグ戦です。
※プレーオフ:レギュラーシーズンの上位チームが、年間王者を決めるために戦う最終ステージです。
すでに上位にいるチームは、プレーオフで有利な順位を確保するために勝利が必要です。
一方、12位前後にいるチームは、ひとつの敗戦がプレーオフ圏外につながる可能性があります。
今大会は、単に優勝チームを決めるイベントではありません。
シーズン終了後に「どの順位でプレーオフへ進むのか」、あるいは「プレーオフへ進めるのか」を左右する、かなり重要な4日間です。
グループAの出場チームと注目ポイント
グループAには、次の5チームが入りました。
- アトランタ・バウンサーズ
- ベイエリア・ブレーカーズ
- ダラス・フラッシュ
- LAマッドドロップス
- ユタ・ブラックダイヤモンズ
グループAは5チーム編成です。試合数が限られているため、序盤で連敗すると挽回が難しくなります。
逆に、最初の対戦で勢いに乗れれば、グループ内の順位争いを有利に進められます。
MLPのチーム戦では、男子ダブルス、女子ダブルス、男女混合ダブルスが行われます。
ひとりのエースが強いだけでは勝ち切れず、男女4人の総合力が必要です。
たとえば男子ダブルスで勝っても、女子ダブルスと混合ダブルスで負ければ、チームとしては苦しい展開になります。
そのため注目したいのは、個人ランキングだけではありません。
グループAを見る際は、次のポイントをチェックすると試合を理解しやすくなります。
- 男子と女子の両方に安定したペアがいるか
- 混合ダブルスで攻守の役割分担ができているか
- 接戦になったときにミスを減らせるか
- 短い試合間隔でも集中力を維持できるか
特に終盤戦では、華やかなショットよりも、簡単なミスをしないチームが強さを発揮します。
グループAでは、勢いだけでなく安定感のあるチームが上位へ進みそうです。
グループBの出場チームと注目ポイント
グループBには、次の6チームが入っています。
- カリフォルニア・ブラックベアーズ
- コロンバス・スライダーズ
- フロリダ・スマッシュ
- オーランド・スクイーズ
- フェニックス・フレームズ
- SoCalハードエイツ
グループBは6チーム編成で、グループAより1チーム多くなっています。
対戦相手のタイプも増えるため、ひとつの戦い方だけで勝ち続けるのは難しくなります。
パワーのある攻撃型チームに勝てても、丁寧につないでミスを誘う守備型チームには苦戦することがあります。
相手に合わせて戦術を変えられるかが、大きなポイントです。
また、グループBには最近ロースターを変更したチームも含まれています。
新加入選手がすぐに結果を出せれば、チームの流れが一気に変わる可能性があります。
一方で、連係が整っていない場合は、次のような問題が出やすくなります。
- 2人の間に来たボールをどちらが打つか迷う
- 前衛と後衛の役割がはっきりしない
- 守備から攻撃へ切り替えるタイミングが合わない
- 混合ダブルスで狙うコースの認識がずれる
ピックルボールのダブルスはコートが比較的コンパクトなので、少しの判断の遅れがそのまま失点につながります。
グループBでは、新しい組み合わせの完成度が順位争いを左右しそうです。
新ロースターが試合に与える影響
サンディエゴ大会では、直近のトレードを経て、新しいロースターで出場するチームがあります。
※ロースター:大会に出場できる登録選手の構成です。
※トレード:チーム同士の合意によって、選手を移籍または交換する仕組みです。
MLPでは、基本的に男子選手と女子選手でチームを構成します。
そのため、ひとりの選手が入れ替わるだけでも、複数のペアを組み直さなければなりません。
男子選手が加入した場合は、男子ダブルスの相手だけでなく、混合ダブルスで組む女子選手との相性も考える必要があります。
女子選手が加入した場合も同様です。
新加入選手がチームへなじむためには、技術以外にも次の要素が必要です。
- サーブやリターン後の動き方を合わせる
- 真ん中のボールを誰が処理するか決める
- 攻撃を仕掛けるタイミングを共有する
- ミスが出た後の声かけを統一する
- 相手ごとの作戦を短時間で確認する
特に重要なのが、ノンボレーゾーン付近での連係です。
※ノンボレーゾーン:ネット前に設けられた、空中のボールを直接打つボレーが制限されるエリアです。「キッチン」とも呼ばれます。
ネット前では、左右の選手がほぼ同じタイミングで動く必要があります。
片方だけが前へ出たり、片方だけが後ろへ下がったりすると、相手に空いたスペースを狙われます。
新しいロースターが成功するかどうかは、スター選手の名前だけでは判断できません。
試合中の距離感や声かけ、ミスの後にすぐ立て直せるかまで見ると、チームの完成度が伝わってきます。
木曜日から日曜日までの試合日程
サンディエゴ大会は、木曜日から日曜日までの4日間で行われます。
試合会場は、主にチャンピオンシップコートとグランドスタンドコートです。
発表されている日程区分は次のとおりです。
- 木曜日:チャンピオンシップコート
- 金曜日:チャンピオンシップコート
- 金曜日:グランドスタンドコート
- 土曜日:チャンピオンシップコート
- 土曜日:グランドスタンドコート
- 日曜日:大会最終日の試合
※チャンピオンシップコート:注目カードなどが行われる大会のメインコートです。
※グランドスタンドコート:観客席を備えた別の試合コートです。
木曜日は大会の入り方がポイントです。
初戦で勝利すれば、新しいコート環境や会場の雰囲気に早く適応できます。
一方、初戦で崩れると、その後の試合まで引きずってしまう可能性があります。
金曜日と土曜日は、複数コートで試合が進むため、大会の中心となる2日間です。
選手は短い間隔で何度もコートに立つ可能性があり、体力だけでなく気持ちの切り替えも求められます。
日曜日は大会の最終日です。
それまでの結果を受けて、順位やプレーオフ争いに直結するカードが組まれる可能性があります。
元の情報では、各試合の具体的な開始時刻や対戦カードまでは記載されていません。
日本から情報を追う場合は、日付だけでなく米国との時差にも注意が必要です。
上位12チームをめぐるプレーオフ争い
2026年のMLPでは、レギュラーシーズン終了時の上位12チームがプレーオフへ進出します。
※プレーオフ圏内:プレーオフへ進出できる順位に入っている状態です。
※シード順位:プレーオフの組み合わせを決めるための順位です。
一般的に上位ほど有利な組み合わせになりやすくなります。
サンディエゴ大会を含め、レギュラーシーズンは残り3大会です。
まだ順位を上げるチャンスはありますが、負けた分を取り戻せる試合数は少なくなっています。
上位チームは、単に12位以内へ入ればよいわけではありません。
できるだけ高い順位でプレーオフへ進み、有利な対戦相手や組み合わせを引き寄せたいところです。
一方、12位前後のチームは毎試合が勝負になります。
特に順位を直接争っているライバルとの対戦では、勝利によって自分たちがポイントを獲得するだけでなく、相手の上昇も止められます。
終盤の順位争いで注目したいのは、次の3点です。
- 現在12位前後のチームが勝ち点を伸ばせるか
- 上位チームが取りこぼさずシード順位を守れるか
- 新ロースターのチームが短期間で結果を出せるか
MLPでは対戦に勝ったかどうかだけでなく、その勝ち方も重要になります。
通常の試合で決着したのか、同点からドリームブレーカーへ進んだのかによって、チームの評価や獲得ポイントに差が生まれる場合があります。
※ドリームブレーカー:チーム戦が同点になった際に行われる、選手が交代しながら戦うシングルス形式のタイブレークです。
サンディエゴ大会では、目の前の1試合だけでなく、その結果が年間順位へどうつながるかを見ることで、さらに楽しみやすくなります。
まとめ
MLPサンディエゴ大会には11チームが出場し、残り3大会となったプレーオフ争いで重要なポイントを競います。
グループごとの順位争いに加え、トレード後の新ロースターがどこまで連係を高められるかも大きな見どころです。
勝敗だけでなく、混合ダブルスの組み合わせやドリームブレーカーでの起用まで追うと、チーム戦ならではのおもしろさが見えてきます。


