2026年MLPウェーバー全5回を総まとめ!藤原理花加入と最終補強まで全選手移動を詳しく解説

コラム

2026年MLPで予定されていた全5回のウェーバー期間が終了しました。

藤原理花のマイアミ加入をはじめ、同じ期間中に獲得と放出を繰り返したチームや、複数回移籍した選手まで、全20件の動きを時系列で紹介します。

2026年MLPウェーバー制度の詳しい仕組み

MLPのウェーバーは、シーズン途中に現在の登録選手を外し、UPAと契約しているMLP未登録選手を獲得できる制度です。

ロスター(※チームに登録されている選手の一覧)の調整や、負傷者が出た際の補強などに利用されます。

参加を希望するチームは、各ウェーバー期間の前に最低1,000ドルを入札します。

選択順は入札額の高いチームから決まり、その順番を繰り返しながら指名が進む仕組みです。

あるラウンドですべてのチームが獲得を見送ると、その期間は終了します。

主なルールは次の通りです。

  • 指名した選手1人につき、事前に提示した入札額を支払う
  • 2人獲得した場合は、同じ入札額を2人分支払う
  • 選手を獲得しなければ、入札額の支払いは発生しない
  • 獲得対象はUPA契約選手で、指名時にMLP未登録であること
  • ウェーバーで獲得した選手は翌年以降キープできない
  • 指名枠をほかのチームへトレードすることはできない
  • 放出された選手は、同じ期間中に別チームが獲得できる

最後のルールによって、一度放出された選手が数分後に別のチームへ移るケースも起こります。

第5回では、この仕組みが分かりやすく表れました。

最終第5回はカリフォルニアが2度の入れ替え

2026年最後のウェーバー期間は、7月21日に実施されました。

マイアミ、カリフォルニア、オーランドの3チームが動き、合計4件のロスター変更が行われています。

  1. マイアミ・ピックルボールクラブ
    獲得:アンダーソン・スカルパ
    放出:ゼイン・フォード
  2. カリフォルニア・ブラックベアーズ
    獲得:クレイグ・ジョンソン
    放出:ジョーイ・ワイルド
  3. オーランド・スクイーズ
    獲得:グレッグ・ダウ
    放出:マルティン・エメリッヒ
  4. カリフォルニア・ブラックベアーズ
    獲得:マルティン・エメリッヒ
    放出:クレイグ・ジョンソン

最大のポイントは、カリフォルニアの連続した入れ替えです。

最初にジョーイ・ワイルドを外してクレイグ・ジョンソンを獲得しましたが、その後、オーランドがマルティン・エメリッヒを放出。

カリフォルニアはすぐにエメリッヒを指名し、わずか1ラウンド前に獲得したジョンソンを手放しました。

同じウェーバー期間中に放出された選手を指名できるルールを使った、かなり大胆な動きです。

カリフォルニアは当初からエメリッヒを狙っていたのか、それとも放出を確認して方針を変えたのか。

短時間での判断力が問われる展開となりました。

第3回と第4回で起きた戦力補強

6月23日の第3回では、4チームが合計5人を獲得しました。

パームビーチはグレイソン・ゴールディンをIR(※負傷者リスト)へ移し、ケイシー・ダイアモンドを補強。

負傷者の穴を埋める、分かりやすいロスター変更です。

第3回の全移動は次の通りです。

  • パームビーチ・ロイヤルズ
    獲得:ケイシー・ダイアモンド
    IR登録:グレイソン・ゴールディン
  • フロリダ・スマッシュ
    獲得:コナー・モーグル
    放出:トラビス・レッテンマイヤー
  • マイアミ・ピックルボールクラブ
    獲得:ゼイン・フォード
    放出:ルーク・ファム
  • テキサス・ランチャーズ
    獲得:ラファ・ヒューエット
    放出:マシュー・バーロウ
  • テキサス・ランチャーズ
    獲得:アンジー・ウォーカー
    放出:マルセラ・アギラ・アンポン

テキサスは男子のラファ・ヒューエットと女子のアンジー・ウォーカーを同時に加え、男女両方の編成を変更しました。

MLPでは男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスが行われるため、男女1人ずつの入れ替えは複数のペアに影響します。

7月14日の第4回で動いたのは、フェニックス・フレームズだけでした。

  • フェニックス・フレームズ
    獲得:アリー・フィリップス
    放出:シアン(アルビー)・ウェンホアン

アリー・フィリップスは第2回でカロライナから放出されており、約1か月半後にフェニックスでMLPのロスターへ戻りました。

いったんチームを外れても、別のウェーバー期間で再びチャンスを得られることが分かる例です。

第2回で藤原理花がマイアミへ加入

6月2日の第2回では、5チームが1人ずつ選手を入れ替えました。

日本のファンにとって最大のニュースは、藤原理花がマイアミ・ピックルボールクラブに加入したことです。

  • マイアミ・ピックルボールクラブ
    獲得:藤原理花
    放出:エヴァ・カヴァタイオ
  • シカゴ・スライス
    獲得:AJ・コラー
    放出:トム・プロツェック
  • カロライナ・ホッグス
    獲得:ニコール・コナード
    放出:アリー・フィリップス
  • カリフォルニア・ブラックベアーズ
    獲得:ジェームズ・デルガド
    放出:コナー・モーグル
  • テキサス・ランチャーズ
    獲得:マルセラ・ホーンズ
    放出:ジニー・ブシャール

藤原理花はエヴァ・カヴァタイオとの入れ替えで女子ロスターに加わりました。

MLPでは女子ダブルスだけでなく、男子選手と組む混合ダブルスにも出場するため、新しいチームメイトとの相性や役割への対応が重要になります。

また、第2回の直前には、カリフォルニアがカロライナからコナー・モーグルを獲得し、交換でマイケル・ロイドを放出するトレードが成立していました。

しかし、カリフォルニアはそのモーグルをウェーバーでジェームズ・デルガドと入れ替えています。

トレードで獲得した直後にロスターから外すという、かなりスピード感のある決断です。

モーグルはその後、第3回でフロリダ・スマッシュに獲得されました。

第1回から続いた選手移動の連鎖

最初のウェーバー期間は5月16日に行われ、ダラス・フラッシュとカロライナ・ホッグスが合計3件の変更を実施しました。

  1. ダラス・フラッシュ
    獲得:シアン・ウェンホアン
    放出:アンジー・ウォーカー
  2. カロライナ・ホッグス
    獲得:アビゲイル・ハットン
    放出:エヴァ・イグナトウィッチ
  3. カロライナ・ホッグス
    獲得:コナー・モーグル
    放出:ジェームズ・デルガド

この第1回で動いた選手は、その後のウェーバーでもたびたび登場します。

ダラスから放出されたアンジー・ウォーカーは、第3回でテキサス・ランチャーズに加入。

カロライナを外れたジェームズ・デルガドは、第2回でカリフォルニアに獲得されました。

特に移動が激しかったのは、コナー・モーグルです。

  1. 第1回でカロライナが獲得
  2. 第2回前のトレードでカリフォルニアへ移籍
  3. 第2回ウェーバーでカリフォルニアから放出
  4. 第3回でフロリダが獲得

短期間で3チームを渡り歩き、ウェーバーとトレードの両方を経験しました。

選手の能力だけでなく、チーム構成やパートナーとの組み合わせによって評価が大きく変わる、MLPらしい動きです。

全5回の結果から見える各チームの狙い

2026年の全5回では、合計20件のウェーバー指名が行われました。

積極的に複数の変更を行ったチームがある一方、ほとんど動かなかったチームもあり、補強方針には大きな違いが見られます。

特に目立ったのは、次の動きです。

  • テキサスは第2回と第3回で合計3人を獲得
  • カリフォルニアはトレード後も複数回ロスターを調整
  • マイアミは藤原理花、ゼイン・フォード、アンダーソン・スカルパを順番に獲得
  • カロライナは第1回に2人、第2回に1人を入れ替え
  • フェニックスは第4回の1件だけで補強を完了

ウェーバーで獲得した選手は翌年以降キープできないため、長期的なチーム作りというより、2026年シーズンを勝ち抜くための短期補強という意味合いが強くなります。

また、選手1人の変更は、その選手が出場する男子または女子ダブルスだけでなく、混合ダブルスの組み合わせにも影響します。

そのため、個人のランキングや知名度だけでなく、チーム内で誰と組ませるかまで考えて指名する必要があります。

最終第5回でカリフォルニアが一度獲得した選手をすぐに入れ替えたように、ほかのチームの動きを見ながら瞬時に判断する駆け引きもウェーバーの見どころです。

まとめ

2026年MLPでは、全5回のウェーバー期間を通じて合計20件の選手獲得が行われました。

藤原理花のマイアミ加入や、コナー・モーグルの複数回にわたる移籍、カリフォルニアによる最終第5回の連続入れ替えなど、印象的な動きが続いています。

限られたロスターの中で誰を残し、誰を加えるかという判断は、今後の試合結果を大きく左右します。

新しいメンバー構成がチームの連携や順位争いへどのような変化をもたらすのか、シーズン終盤の戦いにも注目です。

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